バリといったら、まずはクタ。
クタというのは10キロくらい
ずーっと砂浜のつづくビーチ。
それこそ昔は、歩くと、砂の質がよくて
”キュッキュ”と砂が鳴いていた。
いまは一大歓楽街。
いちどは、荒れ放題になったクタの
砂浜だけど、ちかごろ回復している。
というのは、インドネシア政府が動き、
砂浜の清掃に力を入れ始めたからだ。
朝と夕方、掃除係りの女の人が、
ずーっと砂浜を歩いては、ゴミを
ひろう。
政府公認の、ユニフォームを着て。
その人たちにも、衣服支援をした。
話をきくと、バリ人ではないこともあった。
とにかく貧しく、子どもを学校に
行かせることも、ままならないほど。
Tシャツなどを支援すると、
はにかみながら、喜んでいた。
クタといえば、テロ事件のあったところ。
これがテロ現場に建つ慰霊碑。
200名をこす死亡者が出た。
このテロは、クタで働く人たちに、
深い心の傷を負わせた。
今でもトラウマに苦しむ話しをきく。
それでもクタは、観光客を呼ぶ
地域なので、インドネシア人も
たくさん働く。
働きつづけるしかない。
たとえテロの危険があったとしても。
そしてクタは、まるでテロのことを
忘れるように、夜な夜な、酔っ払いで
ごった返す。
騒音規制がないので、外まできこえる
大音量で、ディスコは朝まで騒いでる。
そう、みんな忘れたい。本当は。
それは置いといて。
バリが好きな人は、クタが嫌いな人が
わりと多い。
クタなんて、”べた”で、全然バリっぽくない。
そうかもしれない。それでも、クタは、ぼくにとっては、
インドネシア全体の情報をしいれる、
とても便利な場所だ。
東ティモールから来た、美容師さんもいる。
スマトラ島のメダンから来た人もいる。
あるはジャカルタ、ジョグジャカルタ。
そういう人たちと触れ合うとき、
みんな言うのは、
「外国人は、バリに来るけど、
バリにしか興味がない。
どうして他のインドネシアに
目を向けないの?
バリ島は、インドネシアの、
ほんの小さな一部に過ぎません」
そぉーなんです。
その通り。
バリに来て、それだけで帰るのは、
もったいなさすぎ。
インドネシアは、バリだけじゃない。
たくさんの魅力にあふれた島々がある。
バリは、他のインドネシアからすると、
かなり特殊なところ。
だって9割がイスラム教徒の
インドネシアで、ヒンドゥー教のバリは・・・
あ、やめとこ。
なんか理屈っぽい。
むずかしいことは、
ふたたびいうけれど、
センセイのブログをよく
読んで下さい。
バリの歴史や、スピリチュアルな
ことがらについても、そうとう深く
掘り下げて書いてあるから。
なんだか、バリのことを
話そうとすると、話がとびとび。
ごめんなさいナ。
次回は、クタにつぐリゾート地、
サヌールのことを話すので、
どうか辛抱して、ついてきて下さい。
(つづくのだ)

