(あらすじ)

フィリピンのセブに来たテラの会。まずいと思っていたフィリピン料理が意外にうまいと知り、脱帽。


ぴちゅぴちゅ、スズメが鳴いてます。

朝なのです。

ビサヤの朝は、くもり空。


私はひとりで散歩。

てくてく行くと、ごろんと子供が。

本当に、足で踏みそうです。


たくさんの人が行き来しているのに、

半ズボンひとつだけで、

うつぶせに、道のわきに寝ているのです。


人々は朝の出勤に忙しく、

誰もかまいません。


その姿を見つつ、

よし、衣服を手渡そうと、

ホテルに帰りました。


男の子用の服を選り分け、

よいしょとカバンを持ち上げる。

センセイも「よしきた」とばかり

起き出す。


子供のいたのは、巨大百貨店、ロビンソンのあたり。

そこへ行く途中、もう子供たちは目がさめたのか、

道で遊んでいます。


その子たちをよんで、

服を見せます。



のびのびボランティア紀行



みんなぼろぼろの一張ら。

本当に着るものがない。

そんな暮らしを想像できますか。



のびのびボランティア紀行


子供たちは、私たちが信用できると

みると、とても嬉しそうにします。

ほとんど誰からも相手にされない

彼らは、本当に人の触れ合いに

飢えています。



のびのびボランティア紀行



カメラを向けると、ばっちりポーズ。

そうだ、その意気だ。

どんな状況でもユーモアを失わない、

さいごは笑いが人を救うのだと思います。



のびのびボランティア紀行


この子など、とてもコミカルだった。

いきなりおしりをぱっと向けると、

半ケツ丸出し。

破れていて、はみ出るのです。


すぐにズボンをあげました。

その場ではきかえていました。


もうとにかく元気、何が何だって

道で生き伸びてやろうという、

気迫十分の子たちです。


こんな気迫は、オリンピック選手でも

そうは持ってないでしょう。



のびのびボランティア紀行


服をあげる終わると、


「おなか空いたー!!」


の声が。


もう二度と会えないかもしれないのに、

無視するわけにはいきません。


さいわいに、地元の食堂は、

どれだけおなか一杯たべても、

何百円もしません。


だからみんなを連れて、

地元の食堂に行きました。


(つづく)