大きな雷のおとがします。雨が降りそうです。夏は終わりかけているけれど、まだまだ暑さがつづきそうです。


私たちは「テラの会」です。追悼慰霊子供服支援をしています。


7月のはじめオーストラリアを訪れました。


日本軍の爆撃により被害を受けたアボリジニの人々の追悼のためです。ケアンズからアーネムランドへ行ってきました。


なお、追悼慰霊とは何か、のちに説明いたします。


子供たちへの衣服も持っていきました。


成田からケアンズまでとび、そこにしばらく滞在しました。クイーンズランド州の観光地で、日本からのツアー客もたくさん訪れます。


朝一番に飛行場について、まずオーストラリアの時間感覚とたたかうはめに。

飛行場に一つしかない喫茶店でコーヒーを頼もうとしました。ところがいつまでたっても前の男性がどきません。


何か待っているのかと思うと、そうでもない。ただカウンターのおばさんと無駄口をたたいているのです。


「近頃は豪ドルが高いわね」

「まったく、そのせいで旅行者ずいぶん減っちゃったよ」


といった話をえんえん続けています。後ろからこれ見よがしにカウンターのおばさんの前に進み出ると、そんな私をぽかんとながめて、また話はじめる。


「あんたのとこの犬は元気?」

「散歩につれてくんだけど、寒くてすぐ座りこんじゃってさ」


前の男の手もとを見ると、コーヒーもツナブレッドもすでに用意されている。なぜ私の注文をきかないのか、ぜんぜんわからない。話が出尽くしたところで、やっと「何?」とけげんそうに私をにらむおばさん・・・・・・


さんざん待たされてコーヒー一杯を手にしました。それが、当時の為替レートで、600円以上・・・ 機械でいれた何のことはないコーヒーなのに。


飛行機に弱いので、ぐったりしているセンセイのテーブルに持っていきました。虫のいどころが悪く、「なにモタモタしてんの!」と怒鳴られました。


(なぜぼくが怒られなければならないのか・・・)とコータは激しくしょげました。


オーストラリア人のゆるい時間感覚と、異常な物価の高さのダブルパンチを受け、テラの会のオーストラリア訪問は前途多難の予感。