シゴト柄、女性客をターゲットにしたビジネスのご相談が多いのですが、
最近は、「急に男性のニーズが高くなって、急きょサービスを増やしたんです」ってケース、結構あります。
特に、お悩み系。
これまでもお悩みを抱えた人は多かったんでしょうけど、
表だってアクション起こすことが少なかったのかもしれません。
例えば、男性の髭。
いつもお世話になってる「久持スキンケアクリニック」 さん。
女医先生がやってるスキンケアクリニックで、
顧客はほぼ女性だったんですが、
最近は、男性の髭脱毛のご相談も多いのだとか。
たしかに、肌が弱い人にとって、
毎日ヒゲを剃るのって、ある意味、拷問ですよねー。
髭だけでなく、最近はスキンケアを希望される男性も増えているそうです。
また、コスメでいうと、
女性のためのオールインワンクリーム「マヌカリッチ」 。
ファンはもちろん女性中心ですが、
密かに、「男性の髭そりの後にいい」って、クチコミされているらしいです。
ま、殺菌効果の高いマヌカハニーが入っていて、自然派で、
髭そり傷や肌が弱い人にピッタリではありますからねー。
「え~~あなたの髭そりクリームと一緒なんてイヤダ!」
と女性の声があがりそうなものの、
「ダンナの荒れた肌に効くくらい、いい商品なんだ!」
と逆に信頼度があがっているそうな。 なるほど。
若い女性向けだ!
と思っていた御社のサービスの中に、
男性、子ども、シニアなど違うターゲットのニーズがあるかもしれません。
やはり基本は、マーケットに聞け!ですね。
そうそう。
ちょっとオモシロイのが、
男性の場合、
クリニックに電話で問い合わせしてる段階で、
ほぼ100%受けることを決めてかけてきているのだろう。
それは、それ以前にネット上で十分比較検討を済ませていて、
電話している時点で、もう狙いは決まっているから。
一方、女性は電話して相談にきても、
「やっぱりどうしようかな~。また今度にします~」
と受けずに帰る人も結構いるらしい。
直線的な獲物獲得型の男子と、
らせん的なウィンドショッピング型の女子。
ここにも行動パターンの違いが見られてオモシロイですね。