アキクサインコについて[大切と思うこと] | アキクサインコ、羽衣、ライラック、ファローセキセイインコ、リクガメの繁殖、販売、飼育相談もお気軽に

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アキクサインコ80羽、羽衣40羽、ライラック40羽、ファローセキセイインコ25羽、程度が居ます。
繁殖、販売をしております。アキクサインコ、ルチノー、ルビノー 。ブリーダー、繁殖


小、中型でピンクの鳥は

アキクサインコだけだと思います。

白、黄色、青は他の鳥種でもいます。

アキクサインコは色も魅力的ですが、鳴き声も小さく飼いやすい鳥です。

ただ、オカメやセキセイ、コザクラ等よりもデリケートです。
アキクサ、キキョウ、ビセイなどはデリケート。

小鳥屋さん、ペットショップでもアキクサの雛は育てきれなかったり、飼育中に死なせてしまう事があります。
またはショップでは死ななくても弱らせてしまう事が多々あります。

もちろん個体差もありますが、雛の飼育は簡単ではないと覚悟はした方が良いです。

簡単ではないから小鳥屋さんやペットショップではなかなか見かけないんですね。



特徴としましては、朝明るくなる少し前、夕方も暗くなってからが活発で、歩くのが好きな鳥です。
日中は具合が悪いのか?と思えるような鳥が多くいますが、これが普通だったりします。

歩くのが大好きな鳥種です。
うちの場合は下網を外しています。
アキクサインコに限らず、下網は人間が管理しやすいから付けているのですね。
ですよね。


雛は挿し餌はガツガツ食べてくれる個体は少ないです。時間をかけて何回かに分けると言う事が大切です。
これは他の鳥種でもよくある事です。
10秒なのか、30秒なのかインターバルを置いて与える、そうしないと食べない、と言うことがほとんどです。人間も喉を通過しないと次の一口は食べませんよね。人間も同じですね。経験が無くても他に置き換えて考えると言うことが大切です。

そして鳥の気持ちになってみる。

アキクサインコは消化器系、
『そのう』(胃)もデリケートなので、うちでは乳酸菌も含めて与えています。
小鳥屋さんやペットショップではあわ玉を多く与えたりする店が多いので、お家にお迎えする頃には『そのう』に負担が掛かっていて目には見えなくても後々の疾病につながる事もあります。

そして、
鳥の飼育本のままの飼育ははやめた方が良いです。
あと、インターネットやSNSの情報もすべて正しいとは限りませんので数を見た方が宜しいと思います。

インターネット、書籍、獣医師も殆どが転載や他人の受け売りです。
飼育経験が無い、乏しい、創意工夫してない、殆どがそうです。

チビのうちは湿度は高めが良いです。
どんな動物もチビのうちは乾燥しているより、湿度が高い方がコンディションは安定します。
もちろん物事には限度問題がありますが。

雛のうちは本来は巣箱にいるはずですから風通しはさほどは気にしなくても大丈夫です。
長期飼育には生き物全般的に風通しも大切となります。
湿度を保つ事と風通しは相反する事で非常に難しい事となります。

またアキクサインコは生後1年くらいまではかなり過保護にしてあげてください。
数羽しか飼育経験のない方はその方が安全です。
うちの里親さん達は夏場でもヒーターを設置しています。
(サーモスタットにて管理)

エアコンなどで人間が心地の良い温度でも雛や鳥には涼しすぎる事もあります。扇風機やエアコンの風は直接当たらせ無い方が良いです。
体表や体温の維持にエネルギーを使うからです。風をひいちゃったりします。

リビングの窓際なども日中の温度が上がりすぎてしまう事もあります。
ヒーターの設定温度が25度だとしても、サッシ越しの日差しで35度などになる事もあります。
これは25度と35度の寒暖差が負担となるからです。
ゲージの置き場には気配りをお願いいたします。


雛の飼育、挿しエネルギーは
うちではエグザクトハイファットや各種パウダーフードにネクトンやカルシウム、乳酸菌を入れています。
ペットフードの成分は本当に正しいのかと常に感じるから、そして1つのフードでは足りていない成分があると考えるからです。


もちろん大人になった場合でも数種類の餌を与えています。生き物ですから好き嫌いもあります。メーカーの欠品や廃盤もあります。そして食べる時の楽しみを与えたいからです。

鳥もペレットを与えていれば生きています。
決まった餌を与えていても生きています。
ドッグフード、キャットフードを買ってきて与えれば生きています。

でも僕は生きていればよいと、毎日カロリーメイトでは嫌です。
だから生き物にも色々な食べ物を与えます、

ペレット、ドッグフード、キャットフードを固めるために何を使っているのか?

挿し餌は何時、何回、何グラム
と言うのは目安や物差しとして必要かと思いますが、そんな楽なやり方は人間のエゴです。
(個人の感想です)

鳥の状態を見て与えてください。
僕の場合は1日の中で粘度も量も変えています。
朝1番は少しだけ緩めで腹7〜8分目。
2回目は通常粘度にしてほぼ満タン。
3〜5回目はその時の状態や『そのう』の加減で決めています。
最後の挿し餌では1日に必要と思われる量の帳尻を合わせます。

①緩すぎますと
食べやすいですが栄養価の不足は蓄積されて何日も身体は持たない

②硬すぎますと
気管の壁にへばりつく、詰まる可能性がある。
消化が悪いので、そのうに負担が掛かる。

初心者の方や、数羽の飼育歴の方は、
挿し餌の最後にお湯を飲ませて気管を流すのが良いです。

鳥も個体差があります。同じ鳥種でも身体のサイズも違えば、食欲も違います。人間と同じです。運動した後などはお腹は空きます。重い物を食べた後は消化に時間が掛かったりします。

よくあるのが、ヒーターを付ける位置、温度計をつける位置、
鳥の高さに温度計をつけるのが理想的ですよね?入れ物の上につける人が多いですが、上の方が温度は高いです。サーモスタットのセンサーも鳥の高さが理想です。
人間でもサーキュレーターをつけたりしますね。冷たい空気は下、暖かい空気は上に行きます。

よく懐い鳥が欲しい
と簡単に言う人がいます。鳥も生き物です。
懐つきたいと思える関係性、手間や時間をかけて行うべき事だと思います。
物ではなく生き物ですから、愛情を注いで手間を掛けて信頼してもらうべきです。

生き物を自宅に連れて帰ったらその後は自己責任です。
他人の責任、他人のせいにできまん。
この子は弱かった、ペットショップやブリーダーが悪かった、他人の責任にしたい人がいます。

連れ帰ると言うことは健康状態や個体を確認して納得したと言うことです。
そのままペットショップやブリーダーの所に居れば殺されなかった子たちもたくさんいます。

死んでしまった
と人は言いますが、殺してしまったのではないでしょうか。
もっとしてあげられた事は無かったでしょうか?手間や工夫が足りなかった、他の飼い主の所ならもっと幸せだったのかもしれない。
そう思えば少しは責任感も出ると思います。

書籍やインターネットは
あくまでも1つの情報です。

その個体のことは獣医師より飼い主が分かっているはずです。
飼育環境も飼い主しか分かりません。

見たり聞いたままではなく、
日々の観察と創意工夫を心がけてください。


可愛いでしょ?

うちの子いいでしょ?

という情報では役に立たないので書いておきます。


あと、ピンクの鳥が飼いたい

とかご連絡を頂く前に最低限の知識くらいは知っておいてください。


何も知識も情報もなく生き物を飼うのは無責任です。大体のブリーダーや問屋がブログやSNSをやらない理由は無責任なひとが多いので関わりたくないからです。


質問、聞くだけタダと思っている方もいますが、

それはノウハウや経験、時間や手間を費やして得たものです。

そして、やり取りを行う相手の時間を奪うと言うことです。


(๑╹ω╹๑ )


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