第1章 昭和の記憶〜貧しくも温かなナルハラの原点〜

昭和36年、アメリカでジョン・F・ケネディが
大統領に就任したその年、
京丹後市の駅前に建つ小さな自宅で、
ナルハラは産声を上げました。

今では珍しくなった、産婆さんの手によって、
この世界に迎えられたんです。

三男として生まれたナルハラには、
7歳年上の長男、4歳年上の次男という
2人の兄がいました。
公務員だった父と、
子どものために重い反物を売り歩いていた母は
とても仲が良くて、家の中はいつも明るかった。

記憶がはっきりするのは小学生の頃からですが、
今振り返れば、あの時は貧しかったな・・・


しかし、その貧しさには「人として」の温かさが、
間違いなくありました。

野菜はほとんど、
家の裏で両親が丹精込めて作った広い畑で賄えたし、
何か足りないものがあれば、
家の裏の畑へ採りに行けばいいという生活。
そこには、無いものは無いっていうくらい、
あらゆる野菜が実を付けていたんです。

もちろん、畑の肥やしは「アレ」です。
ぽっちゃんトイレから、
専用の柄杓で汲んできて、畑に撒くんですよ!
想像できますか、その光景 (;^ω^)

今の子どもたちに話せば
「シェーーーーーっ!」と驚かれる・・・
いや目を背けられて、ドン引きでしょう 笑
って、「アレ」自体がわからないかも知れませんね。


朝食の味噌汁の具は、
田んぼから獲ってきたタニシや、
近くの川で獲ったシジミ等々。
いわゆる自給自足に近い・・・・

「ホント、何時代やねん!」

と自分でもツッコみたくなる昭和の風景。

風呂は薪を焚きました。
兄弟3人の当番制で、
順番に薪割りと火焚きをこなしてたんです。
これぞ昭和、という世界。
でも、貧しかったけど、
当時は貧しさなど感じたことはありませんでした。

「生きる」ために、
家族がまとまって協力し合っていたからでしょうね。
だからこそ、今でも私たち三兄弟は、
会えば一緒に飲みに行き、
カラオケで盛り上がる仲の良さを保っているんです。

ナルハラの今の考え方・・・
どんな逆境でも感謝を忘れず、人を裏切らず、
嘘をつかず、前を向いて生きる・・・その土台は、
間違いなくこの幼少期に培われたもの。

兄の友達や近所の子どもたちと駆け回り、
泥まみれになって遊ぶ日々。
その中で、人としての根っこがしっかりと
大地に張っていったんです。
そして、色んな奇跡に出会う・・・

次の第2章 では、ナルハラの人生における
「奇跡その1」が待っています!




はじめまして!
昭和ど真ん中のじーじ「ナルハラ」(昭和36年生まれ)です。

3人の子供も社会人となり、それぞれが親となりましたが、

向かいと2件隣に住む子供たち家族の孫たち3人に、

毎日相方と鍛えられています 笑

そんな私は、30歳から、建設関係の営業を

トリプルワークをしながら30年以上続けて、

定年前に、昔お世話になった方の会社の経理として迎えられました。
定年の無い会社なので安心して働かせて頂いています。
深夜の肉体労働からは足を引いて、

建設関係で仕事をしている時に、

独学で覚えたCADでの副収入はいまだ得られています。

しかし!!
私にはまだまだやりたいことがあります。
生まれ故郷の京丹後市に、色んな人が集える拠点を作りたいんですよ。

そこで、また新たなビジネスにチャレンジすることに決めました。



「頸椎亜脱臼(けいついあだっきゅう)・借金地獄・息子の非行・・・
 ---30年間のどん底から這い上がれたのは
 中村天風『運命を拓く』のたった一つの教えだった」




私の生まれた実家は裕福ではありませんでしたが、

高校を卒業するまでは、バレーボールやバンド活動に夢中になり、

彼女もできて、何不自由することのない生活を送っていました。

しかし、高校を卒業して希望大学に入学してから、

部活動の合気道の練習中に受け身を失敗して、

頸椎亜脱臼(けいついあだっきゅう)

という大きな事故に遭遇したことが、

このブログを書くきっかけの一つになったことは

間違いないでしょう。


このブログでは、
順風満帆な生活から一転して、
頸椎亜脱臼(けいついあだっきゅう)という大事故に遭遇した後に
経済を失い家族を路頭に迷わせて
どん底の人生を味わった私が、
中村天風先生の多くの教えの中から、3つ言葉

・人生は心ひとつの置きどころ
・今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず
・言葉には人生を左右する力がある


を実践して
借金500万円を約30年で完済して
家族全員の絆を取り戻すことに成功した
リアルな物語を綴っていきます。

きっと、あなたの人生のお役に
立てることと思いますので、
よろしければ、読者登録なさってみてください。


人それぞれ状況は違いますし、短時間で簡単に解決できることではありません。
でも、こういったことは学校の授業では絶対に教えてくれることでもないし、
マニュアルみたいなものも存在しないんですよ




夢を抱いて入学した大学生活。
1年の時の部活での合気道の練習中に負った、

頸椎(けいつい)のケガから私の人生は狂い始めました。

頸椎亜脱臼(けいついあだっきゅう)という診断で、

一歩間違えれば首から下が不随になるという、大きな怪我。
頭蓋骨に金具を引っ掛けて、錘(おもり)を吊ったまま1ヶ月半の入院でした。

人生初の挫折でしたが、それ以上にキツかったのが後遺症。
クシャミをしただけで、また、顔にクリームを塗る指の圧力だけで、

そして後ろからトンと押されただけで、いわゆるギックリ首のようになって、

痛みで全く動けなくなるような症状に、その後10年以上も悩まされたんです。
痛みで動けなくなるので、社会人になってからも、

救急車で運ばれて1週間ほどの入院を余儀なくされることも

一年に一度くらいありました。
その後、救急車で運ばれることは無くなっても、

首の多少の痛みと違和感は今でも続いています。

大丈夫か、ナルハラ?
落ち込んじゃいましたよ、ホント。


後遺症で会社に居づらくなり、

転職を繰り返して収入が減るだけじゃなく、

会社員をしながら知人と立ち上げた、

リサイクル関係の事業の失敗や、

スグに返すからと知り合い経由で騙されたことによる借金、

合計約500万円で、月々の返済が、

いつの間にか大きく膨らんでいるではありませんか!!
500万円って、借金の額としては大きくないように思えるかも知れませんが、

正業の収入が当時の手取りで25万程度だった私には、途方もない金額でした。
毎月5万円返済しても、元金は半分以下で、心が折れそうでした。
家も建てたばかりで家のローンもあるし、小さな子供も3人いるという状況・・。



30代前半、3000万円弱で家を購入した時は、まだ長男が6歳で長女が2歳。
その3年後に次男が産まれました。
この状況、分かる人には分かるんじゃないかと思います。

自業自得と言われればそれまでですが・・・

数年前までの約30年間、借金(約500万円)を返すごとく

ダブルワークじゃなく、トリプルワークで早朝から深夜まで、

寝食も忘れ、ただひたすらに前だけを見て突っ走ってきました。
トリプルワークの肉体労働は、市内を走るバスの清掃でした。


正業が終わってから深夜1時を超える頃まで、

時には3時くらいまで30台以上のバスを夕食を摂ることなく2日に1回、

月の半分、28年間続けました。
独学で覚えたCADは、建築関係でしたが、

コチラは肉体的には楽でも納期や目の疲れがキツかった・・・

そして3時間ほどの睡眠で正業へ。
食事なしでシャワーだけ浴びて2時すぎに寝て、5

時半には起床して正業の会社へ行く生活。
いや、それよりも家族を犠牲にしていたのが辛くて申し訳なかった。

非行や家庭内暴力に走った長男、そして家族皆に申し訳なかった・・・
長男は小学校時代に、県のドッジボールでも代表になったりしつつも、

寂しさからか、中学になると私が居ない時だけに暴れ出し、

妻や小学生の妹、そして弟にも暴力を振るいだしました。
そして連絡を受けて私が帰ると、大人しくなるという典型的なDV系。
遂には中学校の先生に手を出して、鑑別所に・・・
その頃には入れ墨も入れたりして、それを見た時は私も泣きました。
長男の寂しい心の中が分かったような気がして・・・・
大学で非行を専攻にしていた私も、

目の前が真っ暗で、周りが見えない状況だったと今でも記憶しています。

しかしその苦労も実り、逃げることなく
5年前・・・借金完済

ここまで頑張れたのは、

中村天風氏の「運命を拓く」を何度も何度も読み返して、

自分の潜在意識に落とし込めたことが大きいと思っています。
※この本は、何とあの大谷翔平氏の愛読書にもなっていて驚きました。


今はこの歳でも昔お世話になった方に、

正社員で経理として現役で働かせて頂いています。
誰かが見てくれているんだって実感しました。

今ではその長男も自立して、社会人として頑張っています。
3人の子供たちや3人の孫に囲まれて、

当時では想像も出来なかった幸せな生活を送る事が出来ています。
5年以上家庭内別居をして一言も口をきかなかった相方とも、

毎週日曜日に一緒に外食ランチも楽しんでいます。

大した貯金はありませんけどね 泣


人に傷つけられたり裏切られたり、

ここでは言えないような悔しい事や悲しい事もあった中で、

自分の心の中で学んで実践してきたこと・・・

私が、苦しい窮地から学んで一貫して実践したのは、

人を裏切らない事、そして嘘をつかない事、そして振り向かない事。
そして、何事にも「感謝」することです。
だからこそ「今」があります。
これだけは筋を通してやり通した感がありますが、

その大切さ等は、また順次話していくことにしましょう。

人を裏切ったり嘘をつくと、必ず自分に返ってきます!
これだけは肝に銘じておいて欲しい事です。
大丈夫です、人生は心の置きどころ一つですよ!

昭和ど真ん中のじーじ「ナルハラ」