わっしょい!植原ジュニア君!第百十三話『潜入!アビコ洞!』&第百十四話『おかえり』。 | 寺本まことのブログ。444(エンジェルナンバー)。

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寺本まことのブログ。444です(444とはエンジェルナンバーの444という意味)。私は事務所に所属したことがない一般人。といちで10割(10分の1の支持で100パーセントの結果を得るという意味)が私の信条。私は無宗教。私はネット活動の主義はノン収益主義。









































































わっしょい!植原ジュニア君!第百十三話『潜入!アビコ洞!』&第百十四話『おかえり』。

わっしょい!植原ジュニア君!第百十三話『潜入!アビコ洞!』。

味呂真太の姿に化けたクロネ「八つ手」

八手ノリヒコ「えろぅすんませんなあ、お客さん。2分ほど待っていてくれますか。お守り持ってきますので。すんませんね。……クロネ。どうしましたか」

味呂真太の姿に化けたクロネ「八つ手。アビコ洞に真太達が侵入したようじゃ」

八手ノリヒコ「急がなくてはいけませんねえ」

味呂真太「この洞窟の奥にノリヒコの本体がいるはずや。ノリヒコを倒せばクロネはあっという間に倒すことが出来る」

イシワスム「急ごう」

ビックボブ君「ぬ、黒い人影が続々とあらわれてきたぞ」

角上実加「ここは私に任せて下さい」

乙骨よしあき「ああ、分かった。皆、急ごう」

根山金一郎「行き止まりや」

イシワスム「石が大きいな」

味呂真太「ダイナマイト持ってきてるで」

六朗「必要ないよ。わずかな距離なら。空間移動」

イシワスム「岩の向こうに来れた!」

根山金一郎「八つ手の気配がするで。俺が食い止める。お前らは先に行け」

イシワスム「大丈夫なのですか!?」

根山金一郎「これ、最新式の80発連射可能の大型銃や」

イシワスム「わ、分かりました」

八つ手「岩の隙間からこんにちは。金坊、お前も長生きやなあ」

根山金一郎「お前はここで終わりじゃ!。ここを通りたかったらな、俺を殺してから行かんかい!」

乙骨よしあき「ここは、巨大な洞窟の空間」

白山里香「ゲボ吐きそう……」

釘崎スイレン「私もそうだよ、でも」

ビックボブ君「俺達はこの戦いに勝ってまた旅に出発するんだよ」

虎杖いわざる「その通りだ」

東堂アカオ「はっ!あ、あれは」

イシワスム「八つ手とクロネ。崖の上に」

八つ手「皆さん、残念ですがここでゲームオーバーですよ」

ファボル「くらえ!」

八つ手「また銃ですか、懲りないですね、あなた」

ファボル「そうかな?」

クロネ「やばい!かわすんじゃ!」

八つ手「私の体左半分を消し飛ばすとは、やりますねぇ」

ファボル「ショットガンだぜー」

八つ手「だが無駄なことです」

六朗「……」

クロネ「こいつ、いつの間にか背後に」

八つ手「そうですねえ、再生した体左半分で」

イシワスム「再生が早いぞ、八つ手の奴!」

六朗「ぐっ」

八つ手「軽く手で払うと」

六朗「(体が真っ二つに斬られた!だが……)」

影の大船四緒「……」

八つ手「ほぉ、包丁を私の首に刺すとは、やりますねえ」

クロネ「海虫ー!」

大船海虫「ハッキング成功。浄化開始や」

クロネ「きゃー!」

乙骨よしあき「六朗。助かるか、無理か。だが指輪2つを空中に投げ影四緒と海虫を八つ手とクロネにぶつけることが出来た!」

大船海虫「クロネ、あんた……」

クロネ「あ、あぁ……」

東堂アカオ「クロネの奴、赤ん坊になりやがった」

八つ手「……クロネ、あんた」

クロネ「わ、私は、ま、まだやれる。力を分け与えてくれ」

八つ手「あんた、もういらんねん。もう既にこの世界そのものをリセットする準備は整っている!さて、どうせあんたらと会うのもこれが最後ですから。私の正体をお見せしましょう!」

イシワスム「八つ手の体から影のエネルギー、影の鎧の部分が離れていく」

八手ノリヒコ「私が八つ手です」

イシワスム「一目見るまでは確証も実は俺は薄かったが。ちくしょう、なんてこったい!」

東堂アカオ「何だ、あれは……。八つ手の右隣にブラックホールのような形のエネルギーがあらわれたぞ!」

八手ノリヒコ「えろぅ、すんませんなあ。それじゃ」

イシワスム「ちくしょう、逃げられたぞ!」

六朗「あのブラックホールのような形のエネルギーはどんどんと小さくなっている。おそらくあの空間の中はシャドーの世界、つまり影の世界」

味呂真太「小さなこともどんどんと変わるんやな。タイムリープをすると」

大船海虫「あの空間には恐らく三人しか入れへん」

東堂アカオ「そうか。誰が行く?」

神木巫女「真太。握手だ」

味呂真太「は、はい」

神木巫女「龍太朗はきっと役に立つ」

神木龍太朗「(真太さん、聞こえますが、俺です。真太さんの心の中にいるんですよ、俺は今)」

味呂真太「巫女さん、ありがとう!。海虫、植原ジュニア、行こう!」

イシワスム「うん、もちろんさ」

大船海虫「行こう」

影の四緒「……バイバイ、真ちゃん」

わっしょい!植原ジュニア君!第百十四話『おかえり』。

イシワスム「こ、ここは」

味呂真太「ここは影の世界や。ここでは影達が生きているようや」

イシワスム「海虫は?」

大船海虫「きゃー!」

イシワスム「あっちだ」

味呂真太「海虫!良かった、生きてた……って、そ、そこにおるんは」

イシワスム「クロネ!」

大船海虫「待ってや!ちゃうねん!」

セキレイ「私の名前はセキレイ」

イシワスム「セキレイ、鳥にいるよね」

セキレイ「私は神様じゃ。私はクロネと分かれた存在じゃよ」

大船海虫「セキレイに体を治してもらっていたんや」

イシワスム「さっきの悲鳴は?」

セキレイ「良薬口に苦がしじゃ」

大船海虫「そういうことや」

街のサイレン『ウー、ウー、ウー』

セキレイ「こ、この音は」

街のサイレン「『空襲警報のお知らせです。皆さん、逃げてください。安全な場所に』」

セキレイ「爆撃機が来る!」

イシワスム「そうか、ここは第二次世界大戦中の世界なのか」

セキレイ「皆、私の近くに寄れ!」

八手ノリヒコ「このまま街ごと吹き飛ばします!」

大船海虫「あれは、あの爆撃機の上にいるのは。八つ手!」

イシワスム「影の鎧を取り戻したというのか!」

セキレイ「私のバリアーはすごいじゃろ」

イシワスム「結界、お見事」

大船海虫「私が爆撃機の所に行く!」

セキレイ「瞬間移動か。海虫、私の右手を掴め!」

大船海虫「もちろんや!」

八手ノリヒコ「おやぁ、かいちゅうちゃん。来ましたか」

大船海虫「うらぁ!」

八手ノリヒコ「相変わらず単調な攻撃ですねえ、蹴りにパンチ。あははは。……はっ、ま、まさか!」

大船海虫「その、まさかや!」

味呂真太「爆撃機が地面へと落下していく!」

セキレイ「海虫の奴、やりおったわ。素手で爆撃機を破壊しよったわ」

味呂真太「海虫の元に行こう!」

イシワスム「はっ、景色が、真っ白になっていく!」

味呂真太「海虫、平気か!」

大船海虫「平気や。ただ、爆撃機の破片が右腕に刺さったり爆風の衝撃を体に受けてもうた。体が動かへん」

八手ノリヒコ「砂煙の中からこんにちは。あなた方の健闘を称えて」

イシワスム「はっ」

八手ノリヒコ「顔だけはこのように素の私の顔にして差し上げましょう。そしてせっかくですから色々語らせてください」

大船海虫「何言うとんねん!」

八手ノリヒコ「私は確かに本来なら400年前に死んでますよ。でもね、クロネのおかげでこうして肉体を入れ替えて生きながらえてこれた。クロネは影の肉体を創造出来ますからね。私は精神を影の肉体に同調させて生きながらえてきた。でもね、クロネももう肉体が限界のようでね。私はもう実質限りある命の中を生きているというわけです。それでね、思ったんです。世界を無の状態にする、つまりリセットしてしまおうとね。何度も蘇られる主人公を倒すラスボス。それが私というわけです。世界がリセットされるボタンは既に押してます。後、10分で世界は終わりです」

イシワスム「そ、そんな……」

味呂真太「龍太朗、行こう」

神木龍太朗「(はい、真太さん)」

味呂真太「正真正銘、最後の戦いや」

セキレイ「希望はまだある!その調子じゃ!行けー!」

八手ノリヒコ「(は、速い!?)」

味呂真太「くらえ!」

八手ノリヒコ「このピストル、浄化の力があるのか!」

イシワスム「ピストルだけじゃない。真太、いや、龍太朗。強い」

セキレイ「蹴りやパンチがことごとく八つ手に当たっとる!」

イシワスム「だが影の刃物が八つ手の体から出てくる、真太、勝ってくれー!」

八手ノリヒコ「左腕を斬り落としました。真太君、いや、龍太朗君かなぁ。もう終わりですよ」

味呂真太「そうかな?」

神木龍太朗「(八つ手、お前はもう終わりだ)」

八手ノリヒコ「私の体の中に」

大船海虫「八つ手の影の鎧が崩れていく!」

イシワスム「内部崩壊させるつもりか、行けー!龍太朗ー!」

八手ノリヒコ「ならば体の内部に影の牢屋を創造すれば良いんやで」

イシワスム「影の鎧の崩壊が止まった!」

八手ノリヒコ「はっ。き、貴様らー!何するつもりだー!」

味呂真太「龍太朗、ありがとな」

大船海虫「右腕をライフル銃に変えて渡してくれた」

八手ノリヒコ「(今撃たれたら、ま、まずい)ヤ、ヤメロォー!」

セキレイ「10秒間、時間停止。二人のみ動くことを許可する!」

味呂真太&大船海虫「いっけー!」

八手ノリヒコ「ぬ、ぐぉぉぉー!ちくしょう、セキレイ、小細工をしやがったなー!」

セキレイ「じゃあな、八つ手」

八手ノリヒコ「アァーッ!」

イシワスム「八つ手、跡形もなく消えたか」

本体の八手ノリヒコ「そ、そんな……ワシはまだ死にとうない……神社に始まり神社に終わる。この地下で死ぬのもまた良しとし、し、よう。グバァッ」

セキレイ「世界崩壊は阻止された。大丈夫じゃ。じゃが、この世界はもうすぐ崩れる。皆、私の体につかまれ」

イシワスム「はっ。こ、ここは」

味呂真太「古い時代のようだね」

セキレイ「ここは過去じゃ。江戸時代まで我々は来たのだ。魂だけな」

イシワスム「まじですか」

セキレイ「おおまじじゃ」

クロネ「海はやはりええなぁ」

大船海虫「あれはクロネ!?」

セキレイ「海の方を見てみぃ」

イシワスム「えっ」

セキレイ「あそこにクジラがおるじゃろ。あのクジラは世界のバグにより誕生したものじゃ。あのクジラに触れてクロネは人から悪神へとなったのじゃ」

味呂真太「……」

セキレイ「人間であるクロネがあのクジラに触れればまた同じ歴史は繰り返される。じゃが、それを止めることも出来る。どうするかは真太、おぬし次第じゃ。おぬしは特別じゃから。何故私はこのことについて何もしてやれないかというと神は人類の歴史に対して不介入というのが神界の決まり事としてあるからじゃ」

大船海虫「真太、どうするん?」

味呂真太「俺は……」

クロネ「お、クジラじゃ」

味呂真太「やめときな。家に帰りなさい」

クロネ「な、何じゃ。声が聞こえた。右腕も掴まれた。きゃー!お化けー!」

イシワスム「く、クジラが、消えた!?」

セキレイ「歴史にもしもはない。あのクジラはクロネと出会う運命だったのじゃよ。クロネがクジラに触れなかった歴史が発生した。だからもうあのクジラは存在は出来ないんじゃ。海虫」

大船海虫「何や」

セキレイ「お主が新しく歴史をつくり変えるのじゃ。あそこにあるブラックホールのような形のエネルギーの中に入ると良い」

大船海虫「これも運命なんか?」

セキレイ「そうだ。歴史とは必然のうえに、じゃよ」

大船海虫「分かったで。植原ジュニア、ありがとな。真太、また会おう」

味呂真太「か、海虫ー!」

イシワスム「海虫さん!」

大船海虫「歴史、つくり変える。誰ももう、悲しむことがないように!」

味呂真太「か、海虫ー!」

イシワスム「ん」

ビックボブ君「今は夏だからな。ああいう人も出てくるさ」

味呂真太「こ、ここは漁船の上か」

六朗「楽しむぜー、人々島!」

味呂真太「六朗、俺や。覚えてへんか?」

六朗「え?誰ですかね……」

大船アラン「真太、おかえり」

大船四緒「今夜は九手神社でお祭りや」

味呂真太「アビコ神社しかないで。この島には」

大船アラン「あはは、馬鹿やなー、真太は」

大船四緒「あはは、おっかしぃー」

味呂真太「屋台のお店がたくさん出てるな」

神木クロネ「パパ見て、あれ」

神木龍太朗「真太さん、お久しぶりです」

味呂真太「龍太朗」

神木龍太朗「海虫さん、階段を登ったところにある神社のところで待ってますよ」

味呂真太「そうか、ありがとな」

イシワスム「たこ焼き美味しいなー」

ビックボブ君「やっぱり神社の方に来て良かったぜ。夜空に打ち上がる花火が綺麗に見える」

乙骨よしあき「たまやー!」

味呂真太「あ、あれは、あの後ろ姿は……。海虫」

大船海虫「真太」

味呂真太「……ただいま」

大船海虫「……おかえり、真太」

大船海虫はニッコリと笑うのだった。

ビックボブ君「次回、わっしょい!植原ジュニア君!第百十五話『いざ出発。新しい場所へ』」

愛佳「次回も見てくださいね」