マンガ1巻感想「乙嫁語り」

中央アジアのカスピ海周辺。今だとカザフスタンあたりだろうか。
時代は19世紀。文化も政治も全く知識のない舞台設定。
普通の読者はついてこれないと思うが、人気なのは作者の画力のなせる技か。

主人公は12歳のカルルク・エイホン少年に嫁いた20歳のアミル・ハルガル。
これが普通のことなのかも分からないが、ストーリーに引き込まれて違和感なく受け入れてしまう。

今後の展開は全く想像できないが、実家の一族がアミルを連れて帰ろうとしていて、それが今後の話の中心になっていくだろう。

☆☆
「できれば2巻読みたい」

著者:森薫
出版:KADOKAWA
発行:2009年10月27日第1刷
題名:乙嫁語り