マンガ1巻感想「この世は戦う価値がある」

そもそも「このマンガがすごい」が男女に別れてる意味はないと思うが、男編の主人公は無意味に女の子が多い。
しかし、この設定だと主人公が若い女性でないと説得力がない。

主人公の伊東紀理は、普通のOLだったのだが、弟が亡くなったトラウマから良い人を演じていて、周りにいいように利用されていた。
ある日、限界に達した紀理は、会社も辞め、彼氏とも別れ、これまでの生活をリセットした。

死ぬことも意識した紀理のそれからの行動は、予想を超えてぶっ飛んでて、痛いんだけど、スカッとしてて、なぜか魅力的。
周りにの常識?的な人々が、さらっと突っ込んでくれるので、読んでいる間、主人公との距離が遠くならずに済む。

2巻以降の1巻以上の行動力に期待したい。

☆☆☆
「絶対に2巻を買って読む」

著者:こだまはつみ
出版:小学館
発行:2023年10月17日第1刷
題名:この世は戦う価値がある