マンガ1巻感想「ザ・ジョジョランズ」


 ジャンプはシビアで、人気がないと打ち切られ、逆に人気があると終わらせられない。

 ギャグ漫画ならいざしらず、ストーリー漫画でこれは厳しい。

 作品に作者のコントロールがきかないのだ。


 荒木飛呂彦先生は、全く別の作品を、ジョジョの奇妙な冒険の一部と主張することで、この問題を回避している。

 しかし、シンプルに時系列でなくなっただけでなく、第8部では、名前くらいしか繫がりがなくなってしまった。

 このままどうなってしまうのかと思っていたが、第9部は、人気キャラの岸辺露伴が登場し、もしかして第4部とつながるのではないかと期待してしまう。


 ☆☆☆
「絶対に2巻を買って読む」

 著者:荒木飛呂彦

 出版:集英社

 発行:2023年8月23日第1刷

 題名:ザ・ジョジョランズ