今日も寺子屋大の木で

今日も寺子屋大の木で

名古屋市西区にあります
幼保連携型認定こども園 寺子屋大の木のブログです

先日、保育meetingをやりました。

 

今年度の年中さんは、第二子以降が多くて、おうちの方もベテラン揃い。何を話そうか相談している時に、ふと保育者のMちゃんが

「ただ、みんな忙しそうなんですよね。」とポツリ。

 

それだー!ということで、

子どもとおうちの人がすごす時間を作ろう。

そして、おうちの人が子育て頑張ってるなーって思える企画にしよう✨と進みだしました。

 

いろいろ相談して、「蜜月体験」という企画に!

お迎えに来てから帰りの10分を親子で遊んで帰ろうという企画

 

仕事終わり、なかなか帰るって言ってくれない子がいたり

朝、なかなか離れられない子がいたりしても、何にもなくても

おうちの人だって、この後夕食作らなきゃ、とか学童お迎えにとか思うと落ち着いて関わるなんて難しい!

 

忙しい中で子どもと向き合う時間を作るのって大変ですよね。

その時間を作ったらどうなるか実験みたいなことをしました。

 

普段、もうちょっと遊んでからーと帰り渋りのある子も

みんなさっと帰り、次の朝もご機嫌だったり、

動画でも大人も子どもも

みんなめちゃくちゃいい顔していました。

 

 

そしてmeetingでは、その様子を動画に撮って流すことに。

当日はその感想などを語っていただいたり話をしたりする会でしたが、そこで一つサプライズ。

 

こどもたちに、終わった後にこっそりインタビューを取りました。苦手な子はお手紙で。

自分の子じゃなくても涙腺崩壊の方続出でした。

赤ちゃんもガン見(笑)

「忘れない!毎日思い出すの」って噛みしめるように言ってくれていた子や

「楽しかった!」と満面の笑顔の子

2人でじっくり遊ぶ人や周りを巻き込んで大笑いの組も

いろんな人たちのいろんな関わり方を知ったり、

その思いを語り合ったり。

大人を元気にしたい企画だったけど、結局おうちの人達から

一番いっぱい出てきたのは、子どもへの感謝の言葉でした。

 

理解としての発達も大事だけど、

普段大人も子どもも頑張っているよねって笑い合える時間が

あると、人って安心してちょっとだけ余裕ができるのかもと思った時間でした。

 

あ、動画を見て一番泣いていたのは、

動画編集で一番たくさん見たはずのMちゃん。(笑)

みんなに伝わった感じがして泣けちゃったんだろうなぁ。

 

 

みんなの想いが循環した新しいタイプの保育meetingになりました。