中学受験でるでるシリーズ 人物② | 寺子屋楠 『生涯教育コンサルタント』楠木誠治の       教育お悩み相談所

寺子屋楠 『生涯教育コンサルタント』楠木誠治の       教育お悩み相談所

心理学、脳科学、コーチングにも精通した
『生涯教育コンサルタント』の教育に関するお話しと
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5. 天武天皇(てんむてんのう)

天武天皇(631年~686年)は、飛鳥時代の天皇で、壬申の乱(じんしんのらん)を経て即位しました。天武天皇は、中央集権体制を強化し、国の統治を安定させました。また、律令制度(りつりょうせいど)の整備を進め、日本の統治システムの基礎を築きました。

6. 藤原不比等(ふじわらのふひと)

藤原不比等(659年~720年)は、奈良時代の政治家で、藤原氏(ふじわらし)の祖となる人物です。彼は、律令制度の完成に尽力し、701年に大宝律令(たいほうりつりょう)を制定しました。また、天武天皇の娘である元明天皇(げんめいてんのう)や元正天皇(げんしょうてんのう)の摂政として活躍しました。

7. 太安万侶(おおのやすまろ)

太安万侶(おおのやすまろ、生没年不詳)は、奈良時代の歴史家で、『古事記』(こじき)を編纂した人物です。『古事記』は、日本最古の歴史書であり、神話や伝承、初期の歴史が記されています。彼の仕事により、日本の古代史の理解が深まりました。

8. 山上憶良(やまのうえのおくら)

山上憶良(660年~733年)は、奈良時代の歌人で、『万葉集』(まんようしゅう)に多くの歌を残しました。彼の作品は、庶民の生活や感情を詠んだもので、日本の古代文学において重要な位置を占めています。

9. 聖武天皇(しょうむてんのう)

聖武天皇(701年~756年)は、奈良時代の天皇で、仏教の保護者として知られています。彼は、全国に国分寺(こくぶんじ)と国分尼寺(こくぶんにじ)を建立し、東大寺(とうだいじ)に大仏(だいぶつ)を建立しました。これにより、仏教が広まりました。

10. 鑑真(がんじん)

鑑真(がんじん、688年~763年)は、中国から日本に渡来した僧で、奈良時代の仏教僧です。彼は、日本に仏教の戒律を伝え、多くの僧を育成しました。また、東大寺の大仏開眼供養に参加し、日本の仏教の発展に大きく寄与しました。