2022.12.13の朝日新聞にプロ野球で始まった現役選手のドラフト会議が開設されていました。

 球団が候補に挙げた選手の中から欲しい選手を他チームが指名して移籍を行うというもののようです。ただし、年俸5000万円以上の選手は原則候補の対象外で、そのほかフリーエージェントを行使した選手、外国人選手、育成選手も対象外ということです。

 年俸などで対象が決められているということは、比較的若くて活躍の場がない選手にチャンスを与えるという趣旨のようですが、選手の移籍制限が独占棋士法に抵触する可能性が指摘されている中、選手の意思にかかわらず移籍させる制度を新設することはどうなんでしょうか?

 もっとも、労組にあたる日本プロ野球選手会が導入を提案したものが採用されたということなので、プロ野球全体を一つの会社とみなせば、単なる配置換えということなのかもしれませんね。