栃木国体で珍事があったそうです。栃木県は海なし県ですので、本来海で行うオープンウォータ―競技の会場が調整池で行うことになっていたそうです。その調整池にアオコが大量発生して、競技が中止となったということです。

 https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20220910-OYT1T50254/

 台風などで競技が中止になったことはあるものの、アオコで中止になるのは初めてということですが、これは自然災害ではなく人災のようですね。

 事前にアオコに対する対策の必要性が水連より出されているにもかかわらず、主催者側の栃木県にそれに対する認識が薄かったからこのような事態になったみたいです。

 また調整池を会場にするのは初めてということでしたので、水連も現地確認などを十分にしていれば対策をとったり、会場変更などの対応ができたのではないかと思います。

 そういえば東京オリンピックでも付着したカキをとるために、余分な費用が発生していましたね。予想外の事態に対する対策事例としてこの件が生かされていれば、このようなことにはならなかったと思います。