一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。
先ほど、熊谷駅にて見かけたお父さんと4~5才の息子の会話。
「だいちゃん、右手はどっちだっけ?違うでしょ!
お箸を持つ方の手でしょ。何度言ったらわかるの!!」
と怒鳴るお父さんに
「お父さん、それはお父さんの教え方がいけないのですよ。
そもそもお箸を持つ手がどちらか分からないので、
だいちゃんは右が覚えられないのです。
私だったら、「お箸を持つ」とか分かりにくいことは言わずに、
手にほくろがある方が右手、または左手と教えますよ」
とは言えなかったので、今ここで吐露しています。
お子さんに何度言っても分からないのは、その子のせいでは
ありません。
それはお父さんやお母さんの言い方が、そのお子さんの成長に
適していない、小難しい言い方になっているのです。
靴の左右の区別も同じ。
「左右逆にはくと、バナナみたいでしょ」
と教えているお母さんを
目にしたことがありますが、
これも大人の理屈であり、
そのお子さんには全く適してない
説明なので見分けがつかないのです。
私は娘が幼児のころには、靴の親指に当たる部分に
小さくハートを描き、「親指にハートがくるようにはいてね」
と言ってました。
幼児には、理屈とか説明ではなく、視覚で訴えることを意識して
教えるようにした方が、断然分かりやすいのです。