＝ 問題の種類 ＝
問題。
私の中で、大きく分けて二種類あります。
見えている問題
見えていない問題
この二つです。
今月は学校での講演が多く
事前アンケートの形で
様々な相談質問をいただきました。
日頃私が受けている相談は
不登校や非行など火急なものが多いのですが
事前の相談質問を読ませていただくと
火急ではないものの深刻なものが多いと感じます。
別の視点で考えさせられ、ある意味新鮮です。
不登校や非行というのは
はっきりと見える形ですから
問題の存在に気付きやすくて
対応もしやすいです。
というより
突きつけられるので
見たくなくても見えるし
対応せざるを得ない。
ということもありそうです。
学校に通っていて
それなりに勉強もやっていて
一見なんの問題もないようだけど
でもなにか違和感がある。
この違和感に気づけているなら。
その上で目を逸らし気付かないようにしているなら。
そうであるなら良いと思います。
私があえて、なにかを言う必要はありません。
ただし、その問題に
本当に気付けないでいることもあるようです。
ここにこそ大きな問題があります。
気づけていなければ、なんの対応もできないからです。
時間とともに問題だけが大きくなり続けることでしょう。
＝ 目を背けるために ＝
問題から目を背けるために
気付かないためにやっていること。
高揚感で不安を紛らわす。
別の問題に振り回される。
問題視する人を弾圧する。
仲間を募り声高に大丈夫だと主張する。
（※私の大丈夫は一人で叩かれながらやっていますからね）
このように様々な形があります。
当然私にもそんな一面があります。
自覚しているものもありますし
無自覚なままやっているもものあるでしょう。
そのうちバチが当たって
取り繕いようもなくなって
対峙せざるを得なくなるでしょう。
楽しみです。
＝ 時々いただく質問 ＝
学校での講演の場合事前にアンケートで
あえて火中の栗を拾い問題提起をする。
もしかしたら
周りを全員敵にまわしてしまうかも知れない。
そんな質問をいただくこともあります。
先日いただいた事前アンケートにあった質問。
「保護者や生徒達の先生に対する態度
目に余るものがある。
おかしいのではないかと思う
この国はいつからこんな風になったんだ」
と言うものでした。
時々同じような趣旨の質問をいただきます。
みなさま、実名を出しての発言記述です。
私としては
日本もまだまだ捨てたものじゃない。
と思わせてもらえます。
少数派の意見であっても間違いではない。
私はそう感じています。
逆に、多数派のみなさまからいただく意見
誤っていると思うことが多いです。
バチが当たったとは言いませんが
多数派のみなさま
自分がやっていることをやられているだけなのに
それが悩みだ問題だと騒がれていることが多いです。
こんなこと書いて
また講演キャンセルが来そうな予感です。
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今後の予定 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
11月17日聴き方教室新潟 大忘年会（汗）
19:00− 参加自由
11月20日 聴き方教室新潟
10：00-12：00 寺子屋ありがとう
11月24日聴き方教室 船引（福島県）
13:00-15:00 船引公民館
＝要注意 日程変更しました＝
11月24日 聴き方教室県央
19:00-21:00 地域の茶の間 仲町
11月25日 こころの教室長岡
10:00-12:00 さいわいプラザ
11月25日 聴き方教室 柏崎
14:30-16:30「夢の森公園」
12月4日 聴き方教室新潟
10:00-12:00 寺子屋ありがとう
12月8日 聴き方教室 横越
10:00-12:00 横越地区公民館
12月15日 聴き方教室 福島
13:00-15:00 本宮市公民館
12月18日 聴き方教室新潟
10:00-12:00 寺子屋ありがとう
以上、参加オープンのものです
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寺子屋ありがとう
岸本達也
著書『届いてますか？
子どもたちからのメッセージ』
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