今日は柏崎市で午後2時30分から『聴き方教室』です。
今年から主催者様が変わって
参加者様も新しい方が多く
言葉の定義合わせから進めています。
今月は「鏡」という言葉について。
= 「鏡」 来談者中心療法 =
米国臨床心理学者カール・ロジャーズが提唱した
「来談者中心療法」というものがあります。
従来の治療者と患者という上下関係ではなく
両者は対等な立場という前提で接する療法です。
相談者の考え方が自分や社会一般の考え方と異なっても
否定せず自身とは異なる一人の存在として尊重し接する。
そんな対応の一つが鏡のように聴くこと。
鏡のようように聴くとは一般的には
相談者が聴き手と対話しながら
自身と話している、自己対話している状態になること。
この時聴き手は鏡の鏡面を
相手に向けた状態で対話することになります。
この時相談者と聴き手の間に行き来するのは
相談者の気持ちを表す言葉のみ。
聴き手ができるのはその瞬間瞬間の状況に合わせ
・うなずく
・沈黙で見守る
・話の内容をそのまま、もしくは要約して返す
この三つだけ。
私が考える鏡のように聴くとは
このような状態です。
= 鏡のように観る =
今日の教室では鏡ついてもう一つ
「鏡のように観る」
についてお話します。
鏡のように観るとは
人が見えているもの、
聞こえているもの、
感じているもの、
認識しているものとは
自身の中で理解できるものを
理解できる形で受け取ったもの。
聴き手は、相談者と対話しながら
手に持つ鏡の鏡面を、自身の方に向けた状態で
相談者に対面していることになります。
相談者が訴えようとしている内容と
聴き手が受けとる意味合いは異なります。
この差をいかに受け止めるか、どう対応するか。
そんなことを話し合えたらと思います。
当日の案内になりましたが
よろしければ、お起こしください。
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岸本達也facebook
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今後の予定 ===========
9月30日 聴き方教室 柏崎
14:30-16:30「夢の森公園」
10月2日 聴き方教室新潟
10:00-12:00 寺子屋ありがとう
10月11日 聴き方教室横越
10:00-12:00 江南区文化会館
10月16日 聴き方教室新潟
10:00-12:00 寺子屋ありがとう
10月20日 聴き方教室福島本宮市
10:00-12:00 本宮市公民館
10月20日 聴き方教室福島田村市
15:00-17:00 船引公民館
10月27日 聴き方教室県央
19:00-21:00 地域の茶の間 仲町
10月28日 こころの教室長岡
10:00-12:00 さいわいプラザ
10月28日 聴き方教室 柏崎
14:30-16:30「夢の森公園」
以上、参加オープンのものです