多少遅いかもしれないと思いつつ、ギンランに会いに明日香(奈良県明日香村)の里山へ行ってきました。
前々日に電動レンタサイクルのお世話になっているだけに、普通の自転車で片道1時間超の坂道は結構こたえます。
去年と同じ通路脇、広場の木陰にあったのですが、いずれも too late!
ちなみに、去年の1日前です。
これではギンランではなくシルバーランだと自虐ネタを考えながら坂道を上がっていたら、坂下の草叢に白い小さな花が。
数なき草のその中に、吾に向かいて光る花あり!
雑草を踏み分けながら下りると、シルバーでないギンランです。
自分の“野草の勘”に酔いながら更に行くと通路脇に二つ。
草丈、葉の大きさから別の花かと思いましたが、やはりギンランのようです。
この山は里山を守る会の方々が手入れをされています。
草刈りの際にこの花を残してくださったのだろうと、感謝です。
ウラシマソウの群生地へ行きました。
こちらもtoo late!
太郎は釣り竿を仕舞っていました。
近くの農産物の直売所で“矢車草”を。
この写真に石川啄木の“友の恋歌 矢ぐるまの花”の短歌を添えて友人に送信したら、この歌の花はヤグルマソウではなくヤグルマギクだと教えてくれました。
ヤグルマソウは5枚の葉が車輪状につくのが名前の由来で、花の形状が名前の由来であるヤグルマギクとは全く別物だと初めて(=多分?)知りました。
ただ、そうと分かってもこれからも“矢車草”です。