森野旧薬園の花の続き | もくれんのブログ

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森野旧薬園(奈良県宇陀市)の続きで、セリバオウレン以外の花を。

 

早過ぎたカタクリ(片栗)、別名カタカゴ(片籠)です。

 

名前の由来はいくつかあるようで、手持ちの図鑑『野草の名前』(山と渓谷社)では「片葉の葉に鹿の子模様が入るので“片葉鹿の子”。それが“カタカゴ”から“カタクリ”に転化」とされています。

 

見事な群生で、1週間後ぐらいが見ごろでしょうか。

 

アマナ(甘菜)。

 

球根を煮て食べると甘いのが名前の由来とか。

 

カテンソウ(花点草)。

 

これも名前の由来の定説はなさそうですが“点のようなちっちゃな花”として、この名前を覚えています。

 

栽培されているものではないと思います。

この園を訪れるどれほどの人がこの花に気付くでしょうか。

 

他の花の葉っぱの下からショウジョウバカマが蕾を覗かせています。

 

この園では薄紫色と白色の両方が見られます。

 

和紙の原料として知られるミツマタ(三椏、三又)も薬用植物のようです。

 

3つに枝分かれするのが名前の由来ですが、そのことがよく分かるような写真が撮れなくて…。