甘樫丘へ秋を訪ねて | もくれんのブログ

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真夏日が続くとは言え9月の下旬だから秋の花が見られるかと、わずかな望みを持って甘樫丘(奈良県明日香村)へ。

いわゆるママチャリで片道1時間半程度。適度な有酸素運動です。

 

やはり残念な結果でした。

一番の目当てはカワラナデシコ(河原撫子)だったのですが、以前見られた通路脇にはなく、多分あるだろうと思う場所は立ち入り禁止になっていて。

 

せっかくですから、行帰りも含めて撮った写真を並べます。

 

自宅から10分足らずの農道にマルバルコウソウ(丸葉縷紅草)が。

 

 

10年以上前に出会って以来ですから「これは幸先がいい!」と思ったのですが…。

 

 

特にまん丸い葉ではありませんが、魚のあばら骨のような細い葉のルコウソウとの対比で「丸葉」になったようです。

 

 

コンビニの前にアキノノゲシ(秋の野芥子)。

 

 

総じてキク科の花は好みでなく、この花も今まではスルーしていたのになぜか惹かれて自転車を停めました。

 

後ろ姿も清々しい。

 

 

カメラを仕舞って、スマホで青空をバックに撮ったらこんな写真に。

 

 

廃寺の横の小山へ寄り道。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の実のウォッチングポイントだったのに、人の手の入らない所は荒れるばかりです。

 

横の空地にキンエノコロ(金狗尾)。

 

 

本などに高さが50~60センチ程度までと書かれており、実際に見たのもそれぐらいだったのに、ここのは優に1メートルを超えています。

 

 

別種?と疑うような長い茎の先で、犬の尾になぞらえられる花序が真夏日の秋風に揺らいでいました。

 

見頃のはずのヒガンバナ(彼岸花)が、惨憺たる有様です。

花数が少なく感じますし、咲いた花も傷みが目立ちます。

 

広い道路の脇で、辛うじて写真になりそうな花を見つけました。

 

本当に“辛うじて”です。