平泉 中尊寺参詣 | 日々是和日

平泉 中尊寺参詣

世界遺産になった
平泉の中尊寺の金色堂








その秘仏が今年は
震災から五年の節目ということで
御開帳ということを知り


行かねば
と思っていたら

丁度良いツアーが
クラブツーリズムであったので
即決
      
何と 震災回向法要もするという




その日は丁度
平泉ではこんなお祭りもあり





なんとわれわれのツアーが着く時に
このお祭りがその場所から
出発するという偶然



その場所は毛越寺の近く
観自在王院跡


私たちのツアーが着いたとき
本当にお祭りの神輿が出発するところ




神輿は全部で3基あるということで




この担いでいる方達に
周りから皆で水をかけるという…





沿道には水の入った桶や
子供用プールなどがあり

ツアーの方も何人か
水をかけていました





こちらは広場のテントにいた
太鼓隊かな

やはりお祭りには
太鼓がよく似合う





神輿は毛越寺に向かい
その後は中尊寺まで向かうそうだ


歩けるんだね




観自在王院は
平泉で権勢を誇った藤原家
その二代目の基衡の妻が建設した寺院跡で
そのほとんどは消失している



ただ浄土庭園の遺構は残っていて
枯山水…いや
枯れてないだろと突っ込みたくなる
見事な庭園が残されている


この庭園の見える場所に
茶室があったらなぁと思う私




落ち着きますね







こちらは再建された阿弥陀堂です

参詣は出来ませんでしたが

近くには墓石があり
妻のものだという…





そして毛越寺





越という漢字が何故
「つう」と読むのか?

「もうえつじ」が次第に
「もうつうじ」になったとか…



私は宮城の北部が故郷なので
小学校の遠足や家族旅行で
幼い時によく来た記憶があるんですが


そんな歴史を知るのは
今回が初めてでした





参詣を終えて庭園を歩きます


こちらの庭園は
先ほどの観自在王院の庭園と
門でつながって行き来できるんですが


やはり中央におおきな池があり
その周りには様々な花々が
植えられております






あやめ祭りが終わった時で
ちょっと残念でしたが


それでもちらほらと残った花が
名残を惜しんでいます




そして山百合の群生





こちらは小川に咲いている
桔梗を撮ったのですが





この小川は遣水でわざわざ
当時作ったものだとか

そしてこの傍らで
歌会などが催されたらしい


それを再現したお祭りも
あるようです

http://u0u0.net/xdxH

この水でお茶会をすれば
良かったのに…と思ったら

まだ茶の湯は普及してない時代ですね




秋の花ですが萩の花もチラホラ



いたるところに萩が植えられているので
秋には見事だろうなと思ったら


やはり萩まつりもあるようで


次回は秋に来たいと思う寺館でした