患者さんの帰り際、赤松が声をたてて笑っていた。
後で「さっき何があったの?」と赤松にたずねた。
「あっ、あれですか?
実は、○○さんが、玄関から出ようとして、
そこの手すりを一生懸命引っぱってらしたんです。
『おかしいな、この戸、開かなくなったのかな』って感じで。
手すりを、引き戸の取っ手と間違えられる方が
たまにいらっしゃるんですが、
○○さんは結構長い間、開けようとされてたんです」
「へえー、それで笑ってたんだ」
「それは手すりですよと言うと、
『あっ、そっか』と何事もなかったかのように
戸を開けて出て行かれました」
そう言ってクスクス思い出し笑いする赤松。(´艸`)
「それは○○さん、笑いを取ってはったんやで」
「えー、そうなんですか」 (゚ ▽ ゚;)
「赤松さんが笑うまで、演技してはったんやわ」
「ちっとも気づきませんでした。
ハハハ、笑いすぎてお腹痛いー」 (≧▽≦)
★皆様には状況がわかりにくいと思うので、
○○さんの様子を赤松に再現してもらいました。
本院の出口、左手についているのは手すりで
ございます。引っぱっても、戸は開きません。
ちなみに、分院の出口左手についているのは、
引き戸の取っ手です。
下のように開きます。
ややこしくてごめんなさい。
寺田接骨院 寺田弘志