私がかゆみとさよならするまでの話 part5
(前からの続きです)
「このままかゆみが続いて眠れないと、死んでしまう。」
そんな予感がした私は、以前勤めていた大島整形外科の大島先生を訪ねました。
睡眠薬を出してもらおうと考えたのです。
不眠症の患者さんに、大島先生が睡眠薬を出していらっしゃったのを憶えていたのです。
「せめてもう少し眠れば、体調も良くなるのでは・・・」
「ぐっすり眠ってしまえば、眠っているうちにかいてしまうことも減るのでは・・・」
そんな望みから、足を運んだのです。
でも、大島先生は睡眠薬を出してくれませんでした。
「睡眠薬を飲むよりも、ちゃんと皮膚の治療をしなさい」
そういって血液検査をしてくださいました。
それから何カ月か整形外科に通院することになったのですが、その間に私は、改善のきっかけをつかみました。
もちろん、大島先生は皮膚科の専門医ではありませんから、直接、皮膚科で私が受けてきたような治療をされたわけではありません。
でも、私が良くなったのは大島先生のアドバイスのおかげです。
ほんとうに心から感謝しています。
to be continued.