第3回読書会レポート②
第3回読書会レポートのつづきです。
27ページの「スタッフをやる気にさせ、指導する」については、スタッフのその人らしさを大切にすることが話題になりました。仕方なく仕事をする「have to」の場合と自主的に仕事をする「want to」の場合ではパフォーマンスに4倍もの差が出るそうです。
苦手なスタッフとの関わりをどうするかについては、名前で呼ぶことや、苦手だからといって避けないようにすることが挙がりました。距離感を気にすること、避けるのではなくウェルカムな雰囲気を保ちながらも距離を保つことが挙がりました。また、言っていいことと悪いことや公私の区別をきちんとつけるという意見も出ました。
こちらが相手を苦手なときには相手もこちらを苦手なことが多いので、踏み込まれたくない領域を早めに見極めるという意見もありました。その領域に触らないようにしながら大事にお互いの関係を諦めずに育てていく。その中で、たとえば片づけをきちんとするとか、次の日のことを考えて準備をするとか、そういういいところを見つけてそこに感謝をしていく。その人にしかできないことを見つけて感謝していき、そうやって温めていくと踏み込まれたくない領域についても相手から話してくれるそうです。嫌われてしまいがちな人でも、いいところを探したり、昔どんな人だったかを想像することで何かとっかかりというか、「しっぽ」のようなものを探していくそうです。
29ページにあるビジュアライゼーションについては、微差を積み重ねていくというお話をさせていただきました。ホームページからの売上を伸ばすためのコンサルティングをしている方によると、ちょっとしたところを改善していっただけで、その方の担当した語学学校の売上は2倍になったそうです。自分の目指す環境を実現することも、これと同じで、少しずつ改善することで大きな変化につなげられることをお伝えさせていただきました。
今回は29ページの4行目まで読み進めました。次回は12月12日(木)の開催です。どうぞよろしくお願いいたします。