政党は、使い捨てではなく育てよう | 寺平シュウコウ新聞 -Teradaila Shukou Times-

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箕輪町議会議員 寺平秀行 オフィシャルブログ

株式市場と同様に乱高下しているのが政党の支持率、特に野党。


大躍進確実と言われた日本維新が代表の発言で支持率が急降下、連携先のみんなの党から関係断絶。


参院選では圧勝予測の自民の自民党だって油断できません。


大どんでん返しがあるのが参院選の特徴なんです。
1998年参院選では70議席を超える圧勝予測だったのが
投票日にひっくり返り44議席へ大幅減、当時の
橋本内閣が退陣に追い込まれました。


夏の参院選までまだまだ波乱がありそう。


では政治を変えて社会を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?


政権交代を実現すればいいのか、

政治家を入れ替えれば、いいのか。


ここ数年の総選挙を見ても
小泉チルドレンやら
小沢ガールズやら、
橋下なんとかやら、
めまぐるしく政治家が入れ替わりました。


その結果、
「首相を変えてもダメ、
政権交代しても同じ。
政治は誰がやっても同じ。
結局変わらない」
と言われてしまうのは何故?


「本の表紙を変えても中身を変えなければダメ」
とは、竹下内閣が退陣した後、首相就任を
要請され固辞した伊東正義氏のひとこと。


その竹下氏は
「歌手1年、総理2年の使い捨て」
との言葉を残しています。


「使い捨て」感覚が
政治の劣化を進めてしまうのではないでしょうか。


そうなってくるとやらなければならないことは
政党を育てることだと思います。


今の自民党政権だって、
いずれ交代の時が来ます。


日本新党ブームで政権交代を実現した
細川護熙元首相は熊本県知事だったころ
同じ者が権力の座に10年以上あるべきではないと
権不10年を訴え2期8年で退任。


権力のあるところに、力が集中するのでしょうか、
そして、権力は必ず腐敗するわけです。
歴史が証明していると思います。


権力の機能不全が必定ならば、
民主主義を機能させて
常に受け皿を準備しておかなければならない
と思います。