久々過ぎて、前にいつ更新したか分からないくらい前以来の更新ですが、更新です。

ブログの更新、一旦滞るとここまで更新滞るか!!ってくらい滞りましたが、アメリカ東海岸でいつもながら働いています。

で、更新したい内容は山程ありますが(今年から始める全米共通学力テストの状況、No Child Left Behind法の免責問題などなど)、久々なので今も働く学区の仕事状況で少々。

テーマは、留年について。

私の働く、学区のResearch, Planning, and Accountabilityオフィスですが、様々なData Requestと言われる、データを提供する仕事があります。

学区内の他の部署から小学校のELLの生徒のデータを要求されたり、提携している外部のリサーチオフィスに特定の学校の過去3年間の学力結果と生徒の情報(人種、性別、年齢、貧困レベルなど)のデータを送ったり様々。

で、つい最近提供したデータが、

過去3年間(2011-12、2012-13、2013-14)分の、高校1年生(アメリカでは10年生)に一度も留年することなく進級した生徒の割合


というもの。先週再婚の結婚式をあげたため、休暇中であるボスが休暇前にやっておくように言ってきたタスクの一つがこれだったんですが、まーデータ分析して分かったのは、

私の住む学区の生徒の約二割は9年生(中3)を留年している

という事実。データ分析上、過去3年間っていっても、例えば2011-12年度で何割の生徒が10生に進級しているを調べる際、過去3年分は遡って見ないといけません。要するに、2011-12年度に10生ってことは、

2010-11年度は9年生
2009-10年度は8年生
2009-09年度は7年生


であるわけであり、仮に2010-11年度に10年生で2011-12年度も10年生の留年生だった場合、この割合を計算する分析にこの留年生は含まれません

逆に、2010-11年度に9年生で2011-12年度の9年生の留年生の場合、計算に含まれるので、まー少し注意が必要な分析です。

で、一応7年生まで遡ってチェックして、3年分の割合を見たら、約2割が9年生で留年してて、約8割が順調に進級していることが判明。へー、こんなもんなんかい・・・と、分析終わった後に思いました。

ただ、この数値、あくまで7年生から10年生まで私に働く学区の学校に通った生徒だけで分析したので、7年生、8年生、又は9年生まで他の地区で終わり、10年生から我々の学区に転校してきた生徒は含まれいません。データリクエストしてきたとある大学の研究機関のおじさんが突然僕のオフィスにやってきて、含まない方が良い、とお願いされたのでデータ結果をもらう側もなんか事情がありそうですが・・・。

というわけで、何はともあれ、こんなデータ分析をするのも私のオフィスの仕事です。