(以下は、私のHPの扉に書かせていただいた文章です☆)


拾弐(十二)月

師走(しわす)

クリスマスが…
そしてあなた自身が…
もう一度(大)好きになるお話し。

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すっかりと、寒くなってきました。
12月は、計らずも、私にとってのこれまでの

集大成のお話しをご用意しました。

大人になったみなさんは、「クリスマス」と聴いて、

今どう思われますか?

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私は、正直に言うと、

若いころよりは、あまりクリスマスが

ワクワクしなくなってしまったなぁと思います。

それは、まるで、年々積み重ねられた、クリスマスソングが、

まるで、新しいものが、古いものに覆いかぶさって、

埋もれているような気がしているからです。

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元々、西洋のお祭りであるXmasが、私たち日本人にとっては、

ただ、キラキラ、ピカピカ、光っているだけの、
失われていく一年の通過点にしか過ぎないという方も、
きっとおられることと思うのです。

 

ところが!Xmasには、世界中の皆さんが
(そうです!世界中です!!)

大切にしなければならない、
その意味と、願いと祈りが込められているのです。
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今回は、そのことをいちばんよく教えてくれる、

マザーグースである「Xmasキャロル」を読みます。


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クリスマスは、イエス・キリストがお生まれになったことを祝うとして、

キリスト教の教えが色濃く、反映していますが、

「これまでのあなたの人生が、どんなであったとしても、

神様は必ず救いの手を差し伸べてくださる」
というのが、キリストの教えだと
私は思います。


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近年、心理学で、「条件付きの愛」ということが、言われていますが、

神なる愛は、その人に何も求めません。

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世界では、悲しいかな、いまだ戦争が行われていますが、

本来、不幸になっていい人など、あるはずがありません。


そして、人が人を裁くことは、本来あるべきではなく、

無条件の安心こそが、人類の共通の目標であらねばと思うのは、

きっと私だけではないはずです。


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名も知らぬ、世界中のみなさんの幸せを、

お祈り申し上げます。


寺千代(横須賀の声優・朗読家、4オクターブ、7色の声)