後悔には2つあると思うんです。
ひとつは、
「なんであんなことしちゃったんだろう」
という、やってしまったことへの後悔。
もうひとつは、
「なんであの時ああしなかったんだろう」
という、やらなかったことへの後悔。
どちらの後悔も決して
気持ちのいいものではありません。
だけど、あらためて痛感したのです。
「やらなかった後悔」の方が
圧倒的に後味が悪い!!!
ということを。
先日、「やらなかった後悔」に
打ちのめされるという体験をしまして。
昨日の昼下がりに
「あぁ、悔しい。本当に悔しいー!!!」と
夫に対して
「やらなかったことへの後悔」について
ポツポツと話をしていたんですね。
そうしたら、
わたしの話を聞いた夫が
こんなふうに言葉をかけてくれたのです。
「そうかぁ~。
悔しいという思いが、
また次への原動力になるんだよね」
「失敗はつきものだよねぇ。
自分も仕事で何度失敗してきたか、、、
今もその連続だよ」
この言葉にふれた途端、
涙が溢れてきてしまいました。
ひとつは、
「あぁ、そうだ。
これは失敗なんだ。
わ た し は 失 敗 し た ん だ」
という事実があらためて
胸に突き刺さったことによる涙。
もうひとつは、
「この悔しさは、
必ず次に繋がる悔しさなんだ。
ただの苦々しい経験として
終わらせてしまうのではなく
わたしを次の段階へと後押ししてくれる、
そのための悔しさに変えるんだ!
大丈夫、まだチャンスはある、、!」
そう鼓舞してもらえたような気がして、
泣けてきてしまった涙。
え、すごい、、、
このわたしが
あんた夫の言葉に
感動して泣くなんて!!!
いやね、夫と結婚して21年、
出会いから数えたら
26年になるんですけどね
これまで夫の言葉が胸に響いて
泣くなんてこたぁ、
ただの一度もなかったのですよ!
イライラすることはあれど、
あんた夫の言葉で感動するなんて!!!
あ~、こりゃビックリ!と、
内心思っていたらです。
感極まっているわたしの姿を見て
夫が先にこう言ったのです。
「ヤスコは怒るかもしれないけど、、、
ようやくヤスコも、自分の言葉が
響けるようになったんだね」
って。
はぁ?
ヲイヲイヲイ
ちょっと待ってくれたまい。
なにを言ってるんだチミは。
それを言うなら逆だろう?
思わずわたしも本音を言いましたよ。
「いやいやいや、わたしはわたしで、
”ようやくあなたも
わたしの胸に響くような言葉が
言えるくらいにまでなれたのね”って、
思っていたところだよ?」と。
つまり、お互いに
「ようやく相手が、
自分のいる位置まで
追いついてきてくれた」
と認識していたのです!!
嗚呼これぞ
完全なるマウント合戦!
いや~~~、
めちゃくちゃ
ウケるんですけどーーー!!!
ちょっとちょっとちょっと、
それはこっちのセリフでしょうよ!?
と言いながら、笑えてきてしまって。
本当に「追いついた」のは
どっちなのか?
どっちが正しいの?
どっちが真実なの?
な~んて考えたって
しょうがないんですよね。
だって、
夫という宇宙においては
妻がようやく自分に追いついた
という感覚が真実であり
わたしという宇宙では
夫がようやくわたしに追いついた
という感覚が真実なんですもん。
だから、
これはウケるねーーー!
あははははははははは!!!!
って、お互いの認識の大ズレを
笑い合うしかありませんでした。
はい、感動の空気はもちろん
一瞬で去りましたよ(笑)
思えばずっと、夫に対しては
謎の対抗意識があったんですよね。
「バカにしないでよ!」なんて言葉も
夫に向かってたくさん言い放ってきましたが、
意識の上で十分なマウントをとって
相手をバカにしていたのは
むしろわたしの方だったのかもしれない。
「社会人として、
様々な経験を積んできた自分の言葉が、
ようやく妻にも響いてくれるようになった」
夫のこの認識が、
”当たり”なのかもしれないな~。
そんなこんなで、
夫との間に存在していた
謎のマウント意識が
きれいサッパリ消え去り
さらに夫婦関係がフラットになった
ことを実感できた、週末の一コマでした。
ゼロポイントアプローチとは、
悟りの技術。
”悟り”というのは、
2つの”差”を取ること。
一つは、自分が本来、
楽しいと感じていることと不満との
”差”を取って、”楽しさ”だけにする。
もう一つは、他人と自分との間にある
コミュニケーションギャップという
”差”を取って、”対立”をなくすこと。
(橋本陽輔著,完全版悟る技術,ヒカルランド,P33より引用)
コミュニケーションギャップという差を取って
対立のない世界を実現させたい方は
10月25日(水)開催
にお越しくださいね。
それでは、また!
ゼロポイント・アプローチインストラクター
YASUKO
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