彼とのLINEのやり取り。

 

私は以前、彼の返答が、

期待通りのものではないことに

落胆することも多かった。

 

ポジティブな内容であっても、

なんだか「いい子」すぎる承諾だったり、

物わかり良すぎる内容だったり。

 

そんなとき、

そんな模範的な回答じゃなくって

「ちょっとぐらい駄々こねて欲しい」

とか

「ちょっとぐらい感情を見せて欲しい」

とかって思っていた。

 

でも、最近のやり取りの中で、

ふと自分たちのやり取りを俯瞰してみたら、

彼の返答が、私の返答そのものだって

気が付いて、めちゃくちゃびっくりした。

 

 

それは、私が最近決めたこと、

そして手放したものについて話していた時。

 

あること(〇〇)を

私が完全に手放したと誤解したテラさんが

言ってくれたこと。

 

「〇〇は続けて欲しいって思っていたけれど、

ガイアさんが決めたことであればそれが正解」

 

って。

 

 

「私が決めたことであればそれが正解」

ってすぐに納得してくれる感じが、

以前の私はちょぴり冷たさを感じていた。

 

でも今回ふと、

「私がテラさんだったら、

私も全く同じことを返したな」

って急に思いついて、

自分が送った過去のメッセージのいくつかを

客観的に読んだ時、

私もものわかりのよさそうに聞こえる文面の中に

沢山の想いを託していたことに気づく。

 

私が、テラさんが決めたことで、

ちょっと残念に思うことがあった時、

私も全く同じようにいうだろうってことに。

そして実際、過去にそう言ってきたことに。

 

嫌だ、本当はやめて欲しくない。

でも彼が決めたことなんだから、

最終的にはそれが何であれ応援したい。

 

そして、そんな想いをまるっとまるめて言葉にするとき、

私はその背後にある自分の想いを全て知っているから、

それが愛の想いからなんとか絞り出した言葉なのだ

と知っているのだけれど、

言葉だけみたらテラさんの言葉と全く同じだ。

 

ということは、

テラさんが言ってくれる言葉の背後にも

同じような愛があるのかもしれない。

 

テラさんの選択を

心から尊重できるようになった今、

ようやくテラさんの言ってくれる言葉の中に

愛を見いだせる様になった。

 

そして、

「〇〇は続けて欲しいって思っていた」

っていう部分は、

サイレント以前は入らなかった部分だったから、

テラさんの方にも

何か大きな変化があったのだと思う。

 

 

 

受け取り下手だった私。

 

ああ、ここでも私は

受け取れていなかったんだ。

 

こうやって一つ一つ

取りこぼしていた愛を回収していく。