“先ごろ、自宅近くでの工事により3時間ほど停電しました。みぞれが降る日で、室温が10度を切りました。自宅をオール電化にしたことで石油ストーブは処分済み。暖を取ることができなくなりました。トイレも用を足した後に水が流れなくなり、困りました。家中の電気器具が機能しないことにあたふたし、3時聞か非常に長く感じられました。
 もしこれが大きな地震による停電だったらパ二ックになっていたに違いないと思います。電気のありがたさを痛感する一方で、災害時の防寒対策を見直すことにしました。石油ストーブを購入し、灯油タンクも備えて満タンにしました。保温効果のある衣服に防寒着、貼るカイロも用意。停電が、もしもの時に備える意識を改めるきっかけになりました。”(3月25日付け中日新聞)


 岐阜県可児市の谷口さん(男・75)の投稿文です。今の時代、停電になったらどんな影響が出るのか、大変だろうなとは思うが、最近ボクはあっていないのでよく分かりません。それが谷口さんは3時間ほどの影響を受けられた。それがこの投稿です。3時間でこの影響、感想です。これが1週間も、何日も続いたらどうなるんでしょう。能登など災害に遭ってこうした生活を長く続けられている方もあります。問題がなければ全く快適な生活でしょうが、それが少しのことでこの状況です。
 さてボクの家ならどうでしょう。オール電化ではありません。炊事、風呂等はプロパンガスです。太陽熱温水器もあります。冬の数ヶ月を除けば年中風呂を沸かすことはありません。暖房は石油ファンヒーターです。昔あった井戸も、今は使っていませんが、使う気になれば使えるでしょう。くみ取り式のトイレも残っています。それでも停電になれば不都合でしょうが、いろいろな手段をまだ残しているだけに、少しは助かると思っています。ボクな何事も一つに統一しない方がいいとは思っています。いろいろな手段を持っていた方がいいと思っています。これも防災です。話は飛びますが、マイナンバーカードもしかりです。統一すれば楽なことは分かりますが、それは順調な時のことです。なくしたとき、健康保険や運転免許はどうなるのでしょう。何事も事故は起こります。そのためには多様性がいいと思っています。


 “退職して2年が過ぎ、小さい頃からやれなかったことに、いろいろ挑戦することができて、充実した日々である。小学校の時に通った「そろばん教室」のパチパチの音、優しかったおじさん先生・・・。今でも忘れられない思い出になっている。
 もう一度、そろぱんをはじきたい。そんな思いを以前から持っていた。先日、近所の教室のチラシが入っていたのをきっかけに、とりあえず問い合わせをしてみた。「子ども向けのクラスはあるが、大人向けのはないんですよ」ということだった。「子どもさんと一緒でもいいので、参加させてもらえたら」と無理をお願いした。「では、とりあえず一度来てみてください」と言われたので、約束の日時に行ってみた。突然、えたいの知れないお婆さんがウロウロしているので、生徒さんたちは怪証そうだった。
 60年ぶりのそろばんはじき、なんとも懐かしく、気持ちが良く嬉しかった。4月から入塾する許可をもらった。書道教室の方は、高齢者も生徒として教えてもらっているが、そろばん教室は、私だけのようである。いつまで続くか分からないが、楽しみが増えて嬉しく、4月からが待ち遠しい。”(3月22に付け中日新聞)


愛知県江南市の能美さん(女・72)の投稿文です。72歳にして子供にまじってそろばん教室ですか?意欲がある人はあるものですね。この好奇心さえあれば、呆けないでしょうし、大きな病気にもならない限り長寿確実です。長寿社会になっただけにこの姿勢は大切です。長生きしても、何にも関心を待たずのんべんだらりではもったいないでしょう。能美さんは書道教室にも通っておられるようです。あっぱれです。
 ボクは小学生の頃、そろばん塾には通いました。その他はありません。でも遠かったこともあって少しで止めてしまった記憶です。今思えば惜しいことをしました。そろばんはいつの時代になっても大切です。暗算は特に大切です。ボクは全く苦手です。妻は家計簿に今でもほぼ毎日そろばんを使っています。電卓は側に置いていません。これはいろいろ役立っている、とボクは思っています。


 “娘の友人がハワイ旅行に行き、お土産でホットケーキの材料をもらいました。早速、妻に作ってもらい、とてもおいしくいただきました。食べながら、子どもの頃に食べた「だら焼き」と呼んでいたおやつを思い出しました。昭和の時代によく家庭で作られました。
 小麦粉に水を混ぜただけの焼き物です。飽食の時代ではなかったので、特別に砂糖を混ぜてもらうだけで妙にうれしかったです。焼き上がるまでワクワクして待ちました。今は多様な菓子のある時代なので子どもにそんな話をしても理解されないです。蜂蜜をかけたホットケーキを食べながら、かつてごちそうだった「だら焼き」に思いをはせました。”(3月22日付け中日新聞)
 
 三重県松阪市の会社員・山本さん(男・68)の投稿文です。「だら焼き」と言いますか、ボクは「せんば焼き」と言っていた記憶です。山本さんの思い出と全く同じです。お好み焼きに全く具がないものです。おやつであり、腹も膨れます。こんな投稿に昔を思い出します。今と比べると全く貧しかったのですが、周りも皆同じでしたので、特に不満を覚えた記憶はありません。おやつと言えば、あとはサツマイモに芋せんべい、さとの木(サトウキビ)くらいでしたでしょうか?、何を食べていたのだろう。多分おやつとしては何も食べていなかった気がします。周りもほとんど同じでしたし、それ以上のことを知りません。今の人、特に若い人はもの豊かな時代を過ごしてきました。これができなくなった時、どう思うのでしょう。気になります。


 “高齢のご夫婦が営む行きつけの喫茶店は定休日でもないのにシャッターが下りていた。「しばらくの間・・・」の白い張り紙が気になっていた。マスターが今年に入り急逝されたと人づてに聞いた。残された奥さん一人では再開は難しいように思う。
 店に置いたいくつかのバラの鉢植えから枝が広がる「バラの喫茶店」として気に入っていた。5月の連休のころ満開になり、店を明るく彩った。各テーブルにも花好きな奥さんの手で季節の花が飾られた。近所の奥さん方がよくつどった。
 マスターはもの静かな人だった。バラの季節が終わると鉢の土を新聞紙の上に広げて手入れしていた姿を思い出す。今では珍しくなったこんな喫茶店で、落ち着ける時間を過ごさせてもらい、感謝したい。”(3月21日付け中日新聞)
 
 岐阜市の神職・宇都宮さん(男・74)の投稿文です。ボクの住む一宮はモーニングコーヒーの発祥地をうたっています。そして尾張地方や岐阜はモーニングコーヒーの店が多くあります。高齢者の多くは日課のように通っています。交流の場です。外に出る機会になっています。これが朝食や昼食の人もあるでしょう。ボクは非常にいい地方だと思っています。ところがです、この文化がいつまで続くか、気になっています。それがこの投稿文です。経営者も高齢者が多いのです。できなくなって店仕舞いの店も結構あります。ボクも周りでも少しずつ少なくなってきています。チェーン店がいいでしょうが、個人経営の店で若い人がすることは少ないでしょう。先日、こんな話を聞きました。毎日のようにモーニングコーヒーに行っていた人が、店が閉店になり行く場所がなくなったらまもなく認知症になってしまった。この文化、続いて欲しいです。


 “5年ほど前から健康のために1日1万歩を目標に歩く生活を始めました。途中、体調の関係で歩けない期間もありましたが、2月に目標を遂げた合計日数が1500日を達成しました。日頃から歩くことを心がけて、公園を散歩したり、階段の上り下りも歩いたりして歩数を伸ばしました。また、地元町内会の役員をしていることから、行事の参加や子どもの登下校を見守る活動を通じ、よく体を動かしたことも大きかったです。
 最近、道路のへこみや防犯灯が切れている場所がないか歩いて注視するようにもなり、地域の安全への願いを込めつつウォーキングしています。さらに趣味の川柳の題材も町歩き中に探すことが多く、一句ひらめくことが多いです。健康増進と趣味の世界が結びついて楽しいです。今後は、1日1万歩2千日達成を目指して、健康に暮らしたいと思います。”(3月18日付け中日新聞)


 愛知県知多市のパート・仁木さん(男・68)の投稿文です。健康はウォーキング、そして歩きながらいろいろなことに目配り、挑戦する、一石二鳥ですか、いいですね。1日1万歩の目標が1500日になったと言うこと、継続はやはり素晴らしい、こうして達成感も得られます。
 そして特に素晴らしいと思ったことは「道路のへこみや防犯灯が切れている場所がないか歩いて注視する」ようになったということです。地域にも貢献です。一つのことが次々発展する。これがいい。何事も心がけ次第です。ボクもほぼ似た生活をしていますが、ただ1日1万歩の目標は立てていません。まだこの程度は歩けますので、それが難しくなった時、こんな目標も立てるのでしょうか。


 “作家の故中島らもさんのエッセーを最近読み、「その日の天使」を意識するようになった。中島さんが原稿に行き詰まったとき、たまたま焼き芋店の移動販売の声が聞こえ、「こんなに苦労しているのに、何か焼き芋だ」と思わず笑ってしまったそうだ。その人が天使に思え、「その日の天使が1人いればやっていけるんだ」と気付いたとか。まさに一日一日を気持ちよく生きるこつのように思えた。
 私の前に「天使」が現れたのは2月上旬。夫と公園を散歩していると、話しながら歩く保育園帰りの女児とその母親と出会った。2人の会話があまりに楽しそうで、私がつい「ママにいっぱいお話聞いてもらえてうれしいね」と声をかけたら、親子は満面の笑みを浮かべた。その後も親切な人や明るい人に会うたび、「天使」に思えて幸せ気分に浸っている。そんな人を探すのが日々の楽しみだ。”(3月15日付け中日新聞)


 愛知県春日井市の主婦・石垣さん(74)の投稿文です。天使探しとは、また新たな言葉です。自分にとって、天使と思える良い人に出会った時、その日は幸福感に浸れるでしょう。そんな話です。家に閉じこもりがちの人は別にして、毎日何人という人に出会います。出会って嫌な人もありますが、嬉しい人もあるでしょう。嬉しい人に会える機会が多ければ多いだけ、幸福感に浸れる日も多くなるでしょう。
 そして人は心の持ち方一つで大きく違ってきます。好意を持って接するか、逆の目で接するか、相手にもよりますが、自分自身の問題である場合もあります。血気盛んな若い人の場合はなかなか難しいですが、高齢者は寛容に過ごしたいものです。それが天使探しに繋がるでしょう。ボクはこちらから話しかけることに努めています。


 “昨年12月、右上の八重歯が虫歯になって痛みが出た。かかりつけの歯科医院で痛み止めの薬をもらって服用したが、我慢の限界を超え、2回にわたって歯を削ってもらった。その際、エックス線撮影をすると、左上と右上の親知らずにもかなりひどい虫歯ができていることが判明し、医師から抜歯を提案された。
 怖さはあったものの、承諾せざるを得ず、ともに1月上旬に処置した。思えば、こうなったのは5年間通院を怠り、歯石取りのクリーニングをしなかったためだと反省した。歯並びが悪いだけに、残る歯一本一本を大切に残さなくては。1日4度の歯磨きはもちろん、半年ごとの通院も今後は欠かないつもりだ。”(3月7日付け中日新聞)


 愛知県一宮市の病院職員・山内さん(男・59)の投稿文です。人間の体、どこが悪くても不自由になります。小指一つの小さな傷でも不便になります。本当によくできていることにびっくりです。優劣はなかなか付けられないですが、それでも歯の重要性は特に感じます。本当は生きるために食べている、と言うのがいいでしょうが、人間食べるために生きている、と言ってもいい人は多いでしょう。歯がなくても食べることはできるでしょうが、苦労なくおいしく食べるためには歯が重要です。 3月のサロンで歯の話を聞きました。4月のサロンでも歯科衛生士から話を聞くことになっています。こういう話を聞くとますます歯の重要性に気づきます。
 ボクはもう何年になるのでしょうか、行きつけの歯医者さんに定期的に診察を受けることにしています。3ヶ月に一度連絡が来ます。何も問題がなければ歯垢を取るなどですみます。虫歯などができはじめていれば、その後治療が続きます。早め早めの治療になります。これで良かった、と思っています。


 “稲沢ロータリークラブ(RC)が稲沢市平和町にある勝幡城跡の石碑を改修し、21日に除幕式があった。市観光協会によると、城は現在の稲沢市と愛西市城に築かれ、織田信長が生まれた城として知られる。石碑は有志により1916年ごろ建てられ、NPO法人「信長生誕を育む会」(愛西市)が管理するが、土台の石が崩れるなど老朽化が進行していた。工事では石碑はそのままに、台座をコンクリートで固定し、風雨にさらされても碑がぐらつかない構造にした。台座には、RCの字彫りなどが入った銘板も取り付けた。
 除幕式にはRCの川合正剛会長をはじめ、育む会の恒川鋭夫会長、エ事を施工したあま石材(稲沢市祖父江町)の横井良洋社長、加藤錠司郎市長らが出席。代表者で白布を外して記念影し、完成を祝った。”(2月28日付け中日新聞)


 記事からです。もう何度も行った史跡です。その史跡の碑が補強された。こうした活動は何事にも必要です。一宮友歩会でいろいろな史跡を訪ねます。そこにはこうした碑や説明板があります。しかし、一度作ればいいというものではありません。必ず劣化します。訪れてみると、劣化して全く見えないものや危ないものもあります。作るときには関係者に熱意があります。そして時を経て人が変わると、それが継がれることは稀でしょう。役所の作ったものでも全く同じです。本当に作りっぱなしものも多いです。全く読めなくなったものを取り外しもしません。全く眼中にないと言うことでしょう。ボクにしてみれば、全く惜しいことです。そうした目から見ると、このRCの活動は素晴らしいです。


 “病院での診察や、飲食店で注文した品が出るのを待つ隙間時間で、ちょっとしたストレッチに十数年取り組んでいる。いわば「ながら体操」。椅子に座って足を曲げ伸ばししたり、腹筋を伸ばしたり、血流を良くするために手足をマッサージしたりする。これら6種類の運動をしたら、毎回体が軽くなった気がするから不思議だ。
 思い返せば、新聞記事で紹介されていた健康体操を退屈しのぎにやってみたのが最初。周囲の目が気になったものの、それにも慣れたら、いつの間にか体を規則正しく動かすことへの抵抗は全くなくなった。「ながら体操」は、まさしくわが健康の秘訣となっている。”(2月28日付け中日新聞)


 三重県南伊勢町のパート・山之内さん(女・83)の投稿文です。ともかく高齢者は体を動かす必要があります。動かさなければ衰えていきます。動かなくなります。これはどこも全てでしょう。ともかくこまめに動かすことです。高齢者の講座などに出ればいつも聞く話です。そして、ボクは場所も方法もこだわらず心がけています。特に座っているときにするようにしています。気がつけば動かします。山之内さんの言われる、まさにながら体操です。
 ボクはもう半年もすれば、満80歳です。嘆く気持ちはありません。逆にこれを楽しみにしています。そしてもう79歳何ヶ月ですので、80歳と言い切ることにしました。少し早めですが、そう大きな嘘ではないでしょう。聞く方には79歳と80歳では大きく違います。「80歳ですか、とてもそうは見えません、元気ですね」、とかなりな人が言ってくれます。言われると嬉しいものです。そしてより励んでこうしたながら体操もできます。頑張ります。


 “節分の2日、スーパーで恵方巻きを購入しましたが、家に帰ってエコバッグを見たら商品はありません。手元のレシートには買ったことを示す印字があり、「もしや袋詰め用の台の上に忘れたのでは」と思いました。店に電話したら、忘れ物で届いていることが分かり、取りに行きました。他の女性客が気付いて届けてくれたようです。あのときの私は「早く帰らなくては・・・」と慌てていました。きっと注意が散漫になっていたのでしょう。
 以降、私は時間がないときこそ、落ち着かなきゃと自分に言い聞かせています。その場を離れる前には必ず忘れ物がないかのチェックを励行しています。”(2月25日付け中日新聞)


 名古屋市の主婦・小野寺さん(73)の投稿文です。時折というか、往々にあることです。そして日本ではその忘れ物が届く。外国では考えられなくて、外国人の驚くことの一つのようです。先日のドジャースの来日でもその話が出ていました。3月29日の中日新聞発言欄には財布が届けられた話が出ていました。外国から見たら素晴らしい国です。続いていって欲しいことの一つです。
 しかし、気をつけたいものです。特の財布など金目のものです。拾った人を困惑させます。誰も分かりはしない、このまま持ち去ろうか、そんな気がフト持ち上がります。これは特別の感情ではなく、かなりの人が持つ感情と思います。そして持ち去れば犯罪です。普通の人を犯罪に招くようなことをしてはいけません。本当に気をつけたいものです。