“還暦の時の同窓会で会ったのをきっかけに、幼稚園と小、中学校時代を共に過ごした男女4人ずつの8人で月に1、2回、喫茶店のモーニングや、昼食を楽しむ食事会を開いている。とても楽しいひとときだ。
 メンバーに大型トラックを運転していたプロドライバーがいるので、以前は年に1度、レンタカーであちこちドライブ旅行に出ていた。20年続いたが年齢には勝てず、80歳を機にお茶と食事の会に落ち着いた。最近はそれぞれの病気の話題も多くなった。だがそれ以上に、自分たちが元気だった時の思い出話で盛り上がり、会うたびに笑いが絶えない。子どもの頃からのつきあいっていいなぁ~と思わずにいられない。みんな、あと少し元気を保って、あと少し長生きしよう。”(8月1日付け中日新聞)

 愛知県瀬戸市の主婦・波多野さん(82)の投稿文です。「幼稚園と小、中学校時代を共に過ごした男女4人ずつ」、まずこのことに驚いた。小中学はあり得ようが、幼稚園もである。波多野さんはボクと同年代である。そんな当時に幼稚園はどこにあったろうか、ボクには分からない。後に小学校の隣に保育園ができるのであるが、いつだったのだろう。気になって調べてみたら、昭和29年6月とある。ボクが小学校に入学したのは昭和27年4月である。波多野さんのところはボクのところに比べればかなりの町であったのだろう。
 話は本筋から離れて始めてしまったが、幼稚園から10年以上一緒に過ごした同級生が、その後も交流を続ける。こういうことができる人は恵まれている。80歳を越え、旅行は止めになったが食事会は続いている。「子どもの頃からのつきあいっていいなぁ~と思わずにいられない」、多くはそうであろうが、そうでない人も多い。ボクは小中学の同窓会の世話役を卒業して以来している。いろいろな人を見てきた。いろいろな感じを受けてきた。人は一筋縄ではいかない。でももういろいろなわだかまりを捨て、会える人とはどんな人とも会う、大らかになっていきたいものである。