私はこれまで、あまり料理というものをしたことがない。
高校から、ほぼ一人暮らしの生活だったので、少しくらいは料理できても、おかしくはないはずである。
しかし、良い事なのか、悪い事なのか、これまでの生活の中では、彼女であったり、妻であったりが料理をしてくれていたので、自分で料理することなんてほとんど無かった。
自分一人が食べる分くらいの食事は、用意できる。
だから、一人で生きていく分にはそれほど困らない。
しかし、他人に食べさせるとなると話しは別だ。
今の私の料理の腕前では、人様に自信を持って作ってあげられるレシピを持ち合わせていない。
でも、料理をしなければならない理由ができた。
何がなんでも美味しい料理を作らなければならない理由ができたのである。
以前のブログにも少し書いたが、私の妻は、仕事の疲労や、私に対する心労で、見た目でもはっきりわかるくらいに、やせ細っている。
昨日、たまたま妻を抱きしめる機会があった。ほんの少しのハグ程度のものだったが、その時に、実感した。
彼女は、見た目以上にやせ細っている。
最近、妻は料理をしなくなった。
まあ、私のために作るほどのものでもないのだろう。今は、私ではない人間のことしか考えられないのだから。
でも、そんなことは、実際あまり気にしてはいないし、今の私にとっては問題でもない。
しかし、私に料理を作らないのと、彼女自身がきちんとした食事をとらないのは別の問題だ。
このままでは、どんどんやせ細って、体力もなくなり、いつか倒れてしまうような気がするのである。
だから、私がとびきり美味しい料理をつくって、彼女に食べさせようと思う。
今の私が作ったものなど、口にはしてくれないかもしれない。
でも、その料理がものすごく美味しそうな見た目、匂いだったら、食べてみたくなるのではないか?
もし、その料理がものすごく美味しかったら、また次も食べたいと思ってくれるのではないか?
だから、料理の腕前を上げなければならない。
美味しくて、栄養たっぷりの料理を作れるようにならなければならない。
少しでも、彼女が健康な身体を維持できるように・・・。
私のように、身体を壊してしまわないように・・・。
これは、ただの私の自己満足かもしれない。
でも、それでもかまわない。
今の私が、家でできることなんて、それくらいしか思いつかないし、それでほんの少しの生きがいも出来ると思う。
料理を趣味にする。そして、上手になる。
また一つ、目標が出来たな。