アジア大会より帰国し、2週間程経ちました。
ブログを書くのもかなり久々になります。
結果はもうご存知の方が多いと思いますが、ダブルスで銅メダル、チーム戦は予選敗退となりました。
二種目とももう少し高い目標を持って望みましたが、達成出来ませんでした。
こればっかりは勝ち負けの世界で、相手もあっての事なので仕方有りません。
自分たちの今の実力です。
しかし2大会連続でメダル獲得を繋げたのは良かったと思います。
4年に1度の大きな舞台。
何が起こってもおかしくない1発勝負。
そこで最低限の、しかしとても大きな役割は果たせました。
改めて、沢山の応援に感謝します。
自分たちがコートで実力を発揮する為の大きなパワーを貰いました。
有難う御座いました。
正直なところまた4年後に向けてという気持ちの整理は出来てません。
しかしこの結果と現状に満足していないのが今の素直な気持ちです。
一選手としてのこの飢えと欲を満たす為、もう少しチャレンジを続けていこうと思います。
そして今回で偉大なプレーヤーが舞台から降りました。
寺本進という選手。
日本のセパタクローを背負い20年以上第一線で走り続けた、正真正銘のセパタクロー界のキング。
自分が寺本さんを初めて見たのは2001年の代表選考会。
タイ修行から帰ってきたばかりで、精悍に焼けた身体で、そのプレーの一つ一つの正確さに驚かされました。
そこから自分も代表に入り、寺本さんのプレーを間近で見る機会が増えました。
国内大会でも国際大会でも変わらぬ勝負強さや駆け引きの上手さ。
いつしか自分は寺本さんに勝つ為には何が必要かという事を考え、練習に取り組み出しました。
寺本さんのブログを観てもらえば分かりますが、寺本さんは国内で無類の強さを誇ります。
そして自分が成長していくに連れ、寺本さんと対戦する事が多くなっていきました。
頑張って勝ち進むも、何度決勝戦で負けたか分かりません。
寺本さんのお陰で家には銀メダルが沢山有ります。笑
大会で勝てたのは3回だけ。
その3~4倍くらいは負けてるんじゃないかな。
一緒に練習し、試合で対戦し、自分が成長したと思えば思うほどその凄さに気付かされます。
寺本さんはタイのプロリーグ初の外国人選手です。
そして7年間リーグに挑戦し続けました。
その足跡を追っかけて自分もタイリーグへの挑戦を続けています。
向こうで認められる為に、試合に出る為に頑張る事がどれだけ大変で気持ちの強さが試されるものなのか。
リーグに行く度にそれを続けてきた精神力に頭が下がる思いです。
年齢を重ねてもその姿勢は変わらず、どんな時も信念を曲げず勝つ為に必要な事を黙々とやり遂げていました。
選手として誰よりも勝つ事の難しさを知り、それ故の喜びを知り、目標に向かってぶれずに進んでいける強い意志の持ち主です。
そしてコートの中以外でも学ばされる事が多かった事も事実です。
周りへの気遣いや配慮、応援してくれる方々への感謝の気持ち、どんな時もその姿勢は変わらず誰よりも高く素晴らしいものでした。
セパタクローに全てを注ぎ、一流の選手として、人間として、日本を高い場所に引き上げてくれました。
10年以上近くにいる事で沢山大切な事を教わり、学ばせて貰いました。
一緒に戦えた事が誇りであり、宝物です。
長い間お疲れ様でした。
そして、有難う御座いました。
残ったものがその意志を継ぎ、更なる高みに引き上げる事が寺本さんへの恩返しになると思います。
僕もその偉大な背中の向こうに見てた景色を追って頑張ろうと思います。
是非、寺本さんのブログもご一読下さい。
http://ameblo.jp/sepaktakraw/
追記になりますが、今回銅メダル獲得が決まった試合でタイブレークのデュースの場面、劣勢をひっくり返したのは寺本さんのサーブでした。
本人も言ってましたが20年間の想いの込もった素晴らしいプレーでした。
思ってたよりもずっと長い文章を書いてしまった。笑
本人に読まれたら恥ずかしいな。
photo by takasu tsutomu
ブログを書くのもかなり久々になります。
結果はもうご存知の方が多いと思いますが、ダブルスで銅メダル、チーム戦は予選敗退となりました。
二種目とももう少し高い目標を持って望みましたが、達成出来ませんでした。
こればっかりは勝ち負けの世界で、相手もあっての事なので仕方有りません。
自分たちの今の実力です。
しかし2大会連続でメダル獲得を繋げたのは良かったと思います。
4年に1度の大きな舞台。
何が起こってもおかしくない1発勝負。
そこで最低限の、しかしとても大きな役割は果たせました。
改めて、沢山の応援に感謝します。
自分たちがコートで実力を発揮する為の大きなパワーを貰いました。
有難う御座いました。
正直なところまた4年後に向けてという気持ちの整理は出来てません。
しかしこの結果と現状に満足していないのが今の素直な気持ちです。
一選手としてのこの飢えと欲を満たす為、もう少しチャレンジを続けていこうと思います。
そして今回で偉大なプレーヤーが舞台から降りました。
寺本進という選手。
日本のセパタクローを背負い20年以上第一線で走り続けた、正真正銘のセパタクロー界のキング。
自分が寺本さんを初めて見たのは2001年の代表選考会。
タイ修行から帰ってきたばかりで、精悍に焼けた身体で、そのプレーの一つ一つの正確さに驚かされました。
そこから自分も代表に入り、寺本さんのプレーを間近で見る機会が増えました。
国内大会でも国際大会でも変わらぬ勝負強さや駆け引きの上手さ。
いつしか自分は寺本さんに勝つ為には何が必要かという事を考え、練習に取り組み出しました。
寺本さんのブログを観てもらえば分かりますが、寺本さんは国内で無類の強さを誇ります。
そして自分が成長していくに連れ、寺本さんと対戦する事が多くなっていきました。
頑張って勝ち進むも、何度決勝戦で負けたか分かりません。
寺本さんのお陰で家には銀メダルが沢山有ります。笑
大会で勝てたのは3回だけ。
その3~4倍くらいは負けてるんじゃないかな。
一緒に練習し、試合で対戦し、自分が成長したと思えば思うほどその凄さに気付かされます。
寺本さんはタイのプロリーグ初の外国人選手です。
そして7年間リーグに挑戦し続けました。
その足跡を追っかけて自分もタイリーグへの挑戦を続けています。
向こうで認められる為に、試合に出る為に頑張る事がどれだけ大変で気持ちの強さが試されるものなのか。
リーグに行く度にそれを続けてきた精神力に頭が下がる思いです。
年齢を重ねてもその姿勢は変わらず、どんな時も信念を曲げず勝つ為に必要な事を黙々とやり遂げていました。
選手として誰よりも勝つ事の難しさを知り、それ故の喜びを知り、目標に向かってぶれずに進んでいける強い意志の持ち主です。
そしてコートの中以外でも学ばされる事が多かった事も事実です。
周りへの気遣いや配慮、応援してくれる方々への感謝の気持ち、どんな時もその姿勢は変わらず誰よりも高く素晴らしいものでした。
セパタクローに全てを注ぎ、一流の選手として、人間として、日本を高い場所に引き上げてくれました。
10年以上近くにいる事で沢山大切な事を教わり、学ばせて貰いました。
一緒に戦えた事が誇りであり、宝物です。
長い間お疲れ様でした。
そして、有難う御座いました。
残ったものがその意志を継ぎ、更なる高みに引き上げる事が寺本さんへの恩返しになると思います。
僕もその偉大な背中の向こうに見てた景色を追って頑張ろうと思います。
是非、寺本さんのブログもご一読下さい。
http://ameblo.jp/sepaktakraw/
追記になりますが、今回銅メダル獲得が決まった試合でタイブレークのデュースの場面、劣勢をひっくり返したのは寺本さんのサーブでした。
本人も言ってましたが20年間の想いの込もった素晴らしいプレーでした。
思ってたよりもずっと長い文章を書いてしまった。笑
本人に読まれたら恥ずかしいな。
photo by takasu tsutomu