当ブログで反対意見を述べました。
最近の報道によると、富士山登山鉄道に反対する団体が設立されたとのことです。
長崎知事がこの構想を示した当初から、富士吉田市が反対の立場を取っています。
知事はほかの市町村は賛成している、と主張しています。
しかし、この構想では路線の多くの部分が富士吉田市内に敷設することになるわけです。
その富士吉田市が反対しているのは大きなことだと思います。
知事の主張は、反対意見を封じ込めようとする意図が感じられます。
きちんとした議論を進めることをのぞみます。
そして、観光振興と環境保護を実現できる合理的で、山梨県の発展に寄与する施策を実現してもらいたいと考えています。
私個人の意見は、すでに当ブログに示しています。
要約、対案は次のとおりです。
1 登山鉄道構想に反対
・富士山の環境にそぐわない
→火山で地盤はもろい、冬季の低温・春先のスラッシュ雪崩
→損傷を受けやすい
→通年運行は難しい
森林限界より標高の高い場所への鉄道建設は難しい
入山者を制限する方向とも相容れない
2 登山鉄道構想の対案
(1)登山拠点を新たに整備(全国育樹祭記念公園等の活用)、入山規制を行う
(2)5合目までの交通機関として、連節バス、EVバス、燃料電池バスの活用
さらに…
山梨県で鉄道を整備するのは、富士山よりもリニア新駅と甲府市中心部との接続
こちらの方が優先課題と考えます。
1 今一度、JR東海と交渉し、現状の甲府市大津町に予定される新駅を身延線小井川駅に変更する
2 新駅の場所を甲府市大津町から変更できないのであれば、身延線の支線を建設する
3 リニア新駅と身延線主要駅にトランジットセンターを整備し、自家用車、自転車、路線バス利用者の利便性を図る
→甲府盆地内の交通機関の利便性向上を図り、30年先、50年先の山梨県を見据えた都市作りを行う
山梨県では、県政への意見についてホームページを通じて募っています。
電子メール、郵便、FAXで受け付けています。
案内はこちら
送信フォームはこちら
私もリニア新駅に関して、この送信フォームから意見を送りました。
富士山登山鉄道構想反対の意見も送るつもりです。
また、富士吉田市、甲府市にも意見を募るページがあります。
みなさん、賛成、反対、対案がありましたら、山梨県、関係自治体へ送って下さい。
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