ブラック・ジャックの経営学?経済学? | てらいち 、です

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Youtubeにアニメ版のブラック・ジャックが上がっていて、久しぶりに見たんですが。

 

 

いや~、何回見ても面白い。

 

 

この漫画は、アニメ化される前、従兄弟が持っていた単行本をよく読ませてもらったんですが。

それこそ、面白くてずっと読んでいられる漫画。

 

 

作者の手塚治虫って、ホント天才だなぁと思います。

 

 

医師免許を持つ漫画家なんて、世界広しといえどもこの方だけであろう、と。

すでに漫画を書き始めていたときに医師免許の試験に合格したなんて…

とんでもない人ですね。

 

ブラック・ジャックも手塚治虫でなければ書けない漫画ですよねぇ。

 

 

 

ペンネームの「治虫(おさむ)」。

これも面白い。

 

本名は「治(おさむ)」。

治少年は少年期に昆虫好きにもなり、甲虫の「オサムシ」を知る・・・

それを自分のペンネームにしよう、と。

それで「治虫」とした、と。

 

虫、好きすぎでしょう。

しかも、オサムシなんて、ちょっと地味でたいていの人は知らない虫。

 

このペンネームのエピソードも、私はとても好きな話。

 

 

「ジャングル大帝」は、あまり読んでないですが、これはディズニーの「ライオンキング」のもとになったとか、そうじゃないとか…

ミュージカルとしても日米でロングラン公演されたもの。

 

 

とにかく、手塚治虫の影響力ってスゴいなぁ、と。

 

 

 

さて、話はブラック・ジャックに戻って。

 

 

凄腕・無免許外科医のブラック・ジャック、法外な手術料を請求するんですが。

 

 

「手術料は1000万円だ」、「5億円出せば手術しよう」、なんてセリフが毎回出るわけですが。

 

 

あれ?

と思って。

 

 

今回、久しぶりにアニメを見たら「お金問題」で疑問がわいてきて。
 

 

最近、私は確定申告するようになったので(歯の治療で医療費控除受けないとたいへんなんです😭)、この辺りが気になってしまって🤣

 

 

 

ブラック・ジャックが請求してる手術料、治療費って、収入としてどういう扱いになるんだろうか?

 

 

ん~、これは雑所得?、いや事業所得か?

 

 

すると、ブラック・ジャックは個人事業主ってこと?

 

 

手術料1000万円、といっても、手術に関する経費はかなりの額になるはず。

 

薬やら医療器具やら、手術室だってどこか借りなきゃいけない。

 

その辺りは、税務署が「必要経費」として認めてるんだろうか?

 

経費扱いになれば、ブラック・ジャックの課税所得はどのくらいになるのかなぁ…?

 

 

 

こりゃあ、ちゃんと確定申告しても、かなり税務調査が入るんじゃないかなぁ🤣

一人の人間で、これだけの金額を扱うとなると、税務署が放っておく訳がない。

 

 

漫画では、ブラック・ジャック対医師会、という構図が描かれることがありますが、実際はブラック・ジャックを追い回すのは税務署だったのではなかろうか、と🤣

 

ブラック・ジャック、天才外科医にして高額納税者、と🤣

 

絶対に脱税なんてヘマはしない、と🤣


 

そして、もう1点。

患者側として医療費はどうなるか。

 

同じ手術、治療が保険適用外だとしても、最近は「高額療養費制度」があるので、支払額には上限がある。

 

この制度があるお陰で、生命保険が必要かどうか吟味が必要なところ・・・

あ、これは保険会社の人に聞かれると嫌な顔される🤣

 

やっぱり無免許医に頼むよりは正規の病院で治療を受けた方が安上がりになるのではなかろうか。

 

ただ、正規の病院や医師では手に負えない病気をブラック・ジャックは治せるわけで。

 

命が助かるんなら、借金してでもブラック・ジャックの言い値で治療を受けた方がよい、ってコトになるかも。

 

う~ん、これは患者側としては難しい選択になりますねぇ。

 

 

そうやって考えると、ブラック・ジャックの請求額って、実は法外とは言えない額なのかもしれないな、と思えてきます。

 

 

そのへんも、手塚治虫はちゃ~んと分かっていて漫画にしていたのではないでしょうかね。

 

 

「高額療養費」の制度が始まったのは1973年(昭和48年)で、この年にブラック・ジャックの連載も始まったんだそうです😲

 

 

 

 

ブラック・ジャックの手術料のことを考えていたら、少し前に聞いた画家のピカソの話と重なってきました。

 

 

 

ピカソがカフェでご婦人に自画像を描いてくれ、と頼まれてサラサラと30秒くらいで1枚を仕上げた。

 

ご婦人が「おいくら?」と問うとピカソは「100万ドル」と。

 

ご婦人が「たった30秒で描いた絵で100万ドルは高すぎるっ」とお怒りに。

 

しかしピカソは平然と、「この絵が描けるようになるのに私は人生をかけて絵を描いてきたのだ。この絵は40年と30秒かかっているのだ」と応じたとか。

 

 

 

このエピソードを聞くと、ブラック・ジャックの手術料って、妥当な金額と思えてきました。

 

 

とはいえ大切なことは、

病気を遠ざける健康管理・食生活、

事故に遭わない安全な行動、

ということになりますね。

 

 

みなさん、今日も明るく元気に朗らかに😄

 

 

 

 

 

 

 

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