切り返しの改善・・・剣道の稽古について | てらいち 、です

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日常のこと,稽古での気づき,自然の移り変わり・・・

バカ社長とでしゃばり社員の続きです。

 

剣道の切り返し

 

これも、手が出しゃばっているのではないでしょうか?

まだ実践していないので、なんともいえませんが。

 

私も、もう40年くらい前の高校生時代、切り返しの指導を受けました。

 

左手

正中線を上下する。

 

右手

振りかぶったときは、頭上、正中線上。

頭上から振り下ろすとき、正中線からやや右、やや左に、

その結果、切っ先はおよそ45°の角度で振ることになる。

 

打突の瞬間

右手首の入れ方が大切。

それによって刃筋を通す。

 

そう教わってきたし、

少年指導のときも、そう教えました。

 

・・・そうなんですけど。

問題を感じませんか?

 

左手、正中線から外れませんか?

 

右手、手首の返し、甘くなったり、強すぎたり。

切っ先の軌道、上からの振りになるべきものが

横から振り回してしまう。

 

ヘリコプターじゃないぞっ!

と、怒られる。

 

・・・など。

 

もしかして

もしかして

これも、

バカ社長とでしゃばり社員のせいなのか?!

そう思ったんです、さっき。

 

初めてお読みくださった方は、

何のことか分からないと思いますが。

 

バカ社長とは

ヒトの脳のこと。

器用な手を頼りすぎて、体全体の感覚を顧みず、手で何とかしようという指令を出す。

 

でしゃばり社員とは

器用に動いてしまう手。

器用に動いてしまうから、複雑な構造物である骨格系、筋肉系の本来の能力を邪魔して、

器用がゆえに手だけで何とかしようとしてしまう。

 

切り返しは

剣道での基本動作がすべて詰め込まれた稽古法だ、といわれます。

 

しかし、

多くの道場や学校では、

「キツい稽古法だけど、頑張れっ」

という精神論的な指導になっているように思います。

 

剣道では、日本刀の切り上げ動作はなくしてしまいましたが、

上から振り下ろす動作で打突する、となっています。

 

それが、切り返しで鍛錬されるはずですが・・・

 

バカ社長と

でしゃばり社員のために・・・

日本全国、津々浦々、

間違った切り返しが行われているのではないでしょうか・・・

 

バカ社長に

体全体を使う意識を取り戻させ、

でしゃばり社員には、

少しおとなしくなってもらう。

そういう切り返しにしていく方が良いんじゃないでしょうか。

 

でも、そのためにどうすべきか・・・

 

そのための方法。

抽象論的かもしれないのですが。

 

手は忘れなさい。

鎖骨で竹刀を振りなさい。

 

今度、これ、やってみようと思います。

 

バカ社長を正し

手を黙らせる・・・これは難しいことですが。

 

チャレンジしてみます。

 

鎖骨で竹刀を振る、

この感覚で

稽古してみます。

 

居合も同じだろうな。。。