Amazonカートが再開!やっと『はじめてのメスカルの教科書』が予約いただいた方の手元に届いた | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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Amazonカートが再開して、やっと予約してくださっていた皆さんのもとに『はじめてのメスカルの教科書』が届いたそうです。
本当にお待たせしました!

書籍を出してあらためて思うのは、どんなに丁寧にまとめても、現地の変化のスピードには追いつけないということ。

テキーラもメスカルも、現場では毎年のように新しい挑戦やムーブメントが生まれています。
本は、その“ある瞬間”を切り取った記録。
だからこそ、現地でのアップデートを続けることが、いちばん大切だと感じています。

1年半前に出したテキーラ本も、すでに情報が変わってしまった部分がいくつもあります。
本というのは、一度出すと簡単に修正できない――それが、もどかしくもあり、出版の難しさでもあります。

でも、だからこそ「続けて現場に立ち続ける」ことに意味があると思います。
肩書きよりも、現場で感じることのほうがずっと大きい。
テキーラやメスカルの魅力は、人と場所に出会うことで深まります。


10年前、日本ではまだ情報が少なかったテキーラやメスカルも、現地を訪れてみると、同じテーマでも受け取り方がまったく違っていて、アップデートされていない日本での知識に驚くことも。

メキシコの人たちと話し、アガベ畑や蒸留所の香りを感じながら学ぶ時間――
それが、私にとっていちばんリアルで、かけがえのない学びです。

ブランドから発信する情報について、正しいとか間違えているとかいうことではなく、「自分がどんな形で学びたいか」が大切。
間違えてるから悪い!とかでもありません。

自分のスタンスとして、私はこれからも、メキシコの現場で感じた“いま”を、丁寧に伝えていきたいと思います。

著書を持って、また11月9日からメキシコへ🇲🇽✈️