伝統と革新が交差するメスカル『El Cortijo』の挑戦 ~いよいよ来年、日本上陸!~ | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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✨ 伝統と未来をつなぐメスカル「El Cortijo」の物語 ✨
オアハカ州マタトランに建設中の「El Cortijo」の新しい蒸留所を、オーナー夫婦の案内で訪問しました。ブランドの名前の由来や歴史、そして持続可能な未来を目指した取り組みを間近で体験。そして、いよいよ来年から日本でも発売が開始されることが決定!これからますます注目されるブランドです✨

💡 名前の由来とブランドの歴史
「El Cortijo」という名前は、スペイン語でHACIENDA(アシエンダ)に似た意味を持ちますが、メキシコでは小さな家や農場を指します。祖母が祖父に「あなたのメスカルに名前をつけてブランド化しましょう」と提案し、1940年代に存在していたワインブランド「El Cortijo」の名前を参考にしました。そして1951年に初めて「El Cortijo」の名を冠したボトル入りメスカルが誕生。この名前には、祖父母の家族の絆と、夢を現実にする強い意思が込められています。




🌿 環境への配慮と動物愛護
新しい蒸留所では、伝統を守りつつ、エコやサステイナビリティを重視した技術が導入されています。 
タオナ(石臼)は機械式
馬を使わずに機械でアガベをすり潰すことで、動物への負担を軽減し、衛生面も向上。

蒸留器の加熱はガス式
森林資源の保護や環境負荷の軽減のため、薪ではなくガスを使用。

発酵槽の効率化
発酵槽の下にローラーを取り付け、効率的に移動可能にする工夫でエネルギーの無駄を削減。

🔥 メスカルの新しいテーマに?
El Cortijoのエコでサステイナブルな取り組みは、これからのメスカル作りの新しいテーマになるのではないでしょうか。伝統を大切にしつつも、環境や動物福祉に配慮したこの姿勢は、多くの人に共感を呼びそうです。

訪問の締めくくりは、El Cortijoのメスカルの試飲。アガベの豊かな香りと深い味わいに感動しながら、未来への期待が高まりました。これが日本でも楽しめるなんて、ワクワクが止まりません。

日本未入荷の限定ボトルも試飲。

素敵なパテオのあるスペースは、もともとご自宅だった場所。


メスカルジャーナルも、無事お渡しできました😆