オリジナルブランド50種類、プライベートブランド200種類(テスラテキーラやマイケル・ジョーダンのCINCOROなどもここ!)を手がけるカサマエストリ蒸留所を、AGAVE BOOMを輸入しているレイさんのアテンドで訪問してきました。
蒸留所を立ち上げて13年目になるカサマエストリは、オーナー夫婦の奥さんの名前からつけられた蒸留所で、現在日本を含め、28カ国にテキーラを輸出しています。
ハウスブランドよりプライベートブランドが多く、1人のマスターディスティラー(40年のキャリア)アグスティンさんと、アシスタントのシトラリさんが、全てを手がけているそう😵
新しい製造方法の導入にも力を入れ、各ブランドの違いをだしていますが、マスターディスティラーにとって大事なかとはセンス。
経験や知識だけでないとのこと。
コロナ禍で、アメリカでは一般の方が酒屋でボトルでテキーラを買うようになり、逆に売上は伸びたそうです。
またフレーバーテキーラや、テキーラのRTDがはやったらしく、ハウスパーティーやホームドリンクにあう、ハラペーニョ、キューカンバーが人気。シトラス系、ハイビスカス、ライム、ストロベリー、マルガリータ味も人気で、最近はそれらの商品開発が忙しいみたい。
バイヤーに営業しなくても、みんなが新しい情報を求めてくるので、フルーツや野菜だけでなくシナモン、クミンなどのスパイスをいれた新しいブランドを作っているそうです。
誰もやらないことをスピーディーにやることが大切で、ちょうど、クリームテキーラなども開発中でした。
インフュージョン(漬け込み)テキーラまたは、フレーバーの味付けフレーバーもありますが、全て天然素材から。様々なボトルデザインやカラーなども自由に選べるのが特徴。
商談ルームには、沢山のサンプルボトルが並んでいました。
撮影は禁止でしたが需要が増えて、フレーバーテキーラ専門のボトリング設備(他のテキーラと味が混ざらないように)や、フルーツの冷蔵庫も作っています。
ちなみに、レポサド用の巨大樽(ピポン)も、最近の導入でした。
そのほか、RTD用や100%アガベテキーラ以外のテキーラの需要が増え、海外でボトリングするテキーラの輸出が増えているため、初めて見る輸出用タンクが沢山並んでいたのが印象的でした。
ビジターハウスも建設中で、施設の増設と合わせても、コロナ禍での需要拡大に間に合わないくらい忙しいみたい。
テキーラ産業の伸びはすごいですね

日本も負けずに盛り上げなければ

アテンド&通訳兼解説をしてくれたレイさん、テキーラジャーナルをはじめ、いつも日本の活動をサポートしてくれているカサマエストリのベアトリスさん、ありがとうございました😊
とても勉強になりました。
ちなみに、蒸留所内はマスクとヘルメット着用⛑
エントランスには、検温機とアルコール消毒の他、全身を消毒するドーム型の設備までありました😵