株式会社コートーコーポレーションからオアハカ産のメキシカン・コーンウィスキー「Sierra Norte Whiskey(シエラノルテウィスキー)」が発売開始しました
Sierra Norte Whiskeyは、2014年にメキシコオアハカに創立した、100%地元産のメキシカン・コーンウィスキーです。蒸留所・熟成庫は、オアハカシティのはずれにあるSan Augustin de las justasにあります。
社長兼マスターディスティラーはダグラス・フレンチ氏。
今回ご紹介している2014年からスタートしたウィスキーは、85%がメキシコ・オアハカ産のコーン、15%がメキシカンモルトのブレンドで、2回蒸留(1回目はステンレス蒸留器、2回目は小型の銅製蒸留器を使用)。
蒸留は最低10カ月ボルドーまたはブリュゴーニュのフレンチオークワイン樽で熟成されたシングルバレルで、オアハカ初の熟成コーンウィスキーです。
オアハカの小規模農家の生活を守るため、契約農家よりフェアトレード価格でコーンを購入、モルトもメキシコのビール会社より調達しています。
同じ種類のコーンからできたトルティーヤと合わせてみたいな…
世界中のウィスキーファンが注目する、米国のウィスキー専門誌「Whisky ADVOCAT」が選ぶ2018年のTOP20にランクイン。
100点満点中90点以上を獲得したoutstandingのウィスキーの中で、2018年最も感動を生み、最も優れたウィスキーとして「シエラノルテ・イエローコーンウィスキー」が世界の名だたるウィスキーと並んで選ばれました。
ちなみに、イエローは入荷してすぐに売り切れてしまい、来年の入荷待ちとの事です。現在は⬆️の3種類のみになるそうですが、私もまだ飲んだことがないので、テイスティングが楽しみです。
社長兼マスターディスティラーはダグラス・フレンチ氏。
彼は元々アメリカ・サンフランシスコでデザインの勉強をし、メキシコに帰って生地製造に取り組みましたが、失敗しその後、メスカル生産をはじめました。
国内でのビジネスは思ったよりも厳しく、古い友人と一緒にアメリカ市場向けにメスカルビジネスを開始。サソリをモチーフに、会社名も代表商品にも実際にスコーピオン(サソリ)を使用したことで、彼のアメリカでのメスカルビジネスは成功し、今では16ヵ国に「スコーピオン・メスカル」を輸出しています。

蒸留は最低10カ月ボルドーまたはブリュゴーニュのフレンチオークワイン樽で熟成されたシングルバレルで、オアハカ初の熟成コーンウィスキーです。

メスカルもですが、コーンウィスキーも小規模生産なんですね。手作り感満載
同じ種類のコーンからできたトルティーヤと合わせてみたいな…


ちなみに、イエローは入荷してすぐに売り切れてしまい、来年の入荷待ちとの事です。現在は⬆️の3種類のみになるそうですが、私もまだ飲んだことがないので、テイスティングが楽しみです。
2月に旅の学校で、オアハカの食文化とメキシカンコーンウィスキーのセミナーも予定しているので、色々と勉強してみたいと思います
