2017年オープン!コフラディア蒸留所ホテルMatices Hotel de Barricas | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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2017年2月にプレオープンして以来、話題になっているコフラディア蒸留所の樽型コンドミニアムホテル「Matices Hotel de Barricas」。




蒸留所ホテルというと、テキーラ村にオープンしたクエルボホテルや、招待制のパトロン蒸留所ホテル、アランダスのアシエンダヴィエホやセンチネラなどがありますが、パトロンのように一般予約を受け付けていなかったり、蒸留所とホテルが別の場所にあるため、蒸留所の施設内に宿泊という体験ができるのは、このホテルだけかもしれません。

 

以前は、4室限定のオールスイートのクローズドなホテルでしたが、2017年2月リニューアルされ、なんとアガベ畑に囲まれた高台に、樽型のコンドミニアムホテルとしてオープン。

現在36室ありますが、今後55室まで増やす予定となっています。

 

3月のFOODEXで、コフラディア蒸留所の方にご案内いただき、どうしても泊まってみたくて5月のツアーで念願かなって訪問させていただくことになりました。

ホテルは、蒸留所の施設内にあるため、宿泊者は蒸留所見学ツアーも可能なプランとなっていて、嬉しい事に日本からも旅行代理店を通じて申し込みすることができます。

 



外観は樽の形をしていますが、室内にはそれぞれ違った絵が描かれていて、近くのお部屋をのぞく楽しみも

お部屋の中には、トイレやシャワールームも完備しているので、普通のホテルと同じように利用が可能です。

 

フロントでチェックインした後は、各部屋にポーターの方に案内していただき、
お部屋のテラスでグラスに注がれて準備されていたウェルカムテキーラや冷蔵庫のビールを飲んでのんびり。

 

まだ、マップができていなかったため、ここに書かれている部屋の名前だけが頼り

周りにはアガベ畑しかないので、とにかく静かでゆっくりした時間が流れています。


夕食にはホテルのレストランを利用できましたが、チェックインが遅くなってしまった関係で初日は既に閉っており、テキーラ村まで移動するのも時間がかかるので、フロントに相談したところ、なんと特別に敷地内でキャンプファイアーをしてくれることになりました。

 


購入したテキーラを持ち寄り、薪とバガス(アガベの搾りかすの繊維)で火をおこして、月明かりの下、ぼんやり浮かぶ樽とアガベを眺めながら、テキーラを飲んで語り合う。

最高の贅沢

バガスを火に焚べる事が嬉しかったり…完全にテキーラオタクでしたが、本当に楽しかった。

 

眠くなったらお部屋にすぐ戻れるのも便利で、ゆるーく集まり、各自好きな時間に部屋に戻るという自由スタイル。

音楽もなにもなく、ただただゆっくり流れる時間を堪能させていただきました。

 


翌日は、アガベ畑やマンゴーツリーに囲まれた蒸留所の広い敷地を散歩して、

ギフトショップと樽の貯蔵庫にもなっている施設の地下にあるレストランで朝食。

 


ブッフェスタイルになっているので、フレッシュオレンジジュースとコーヒーと一緒に、好きなメニューをセレクトしていただきます。

トラディショナルなメキシコの朝食メニューでしたが、とても美味しくて大満足。

宿泊プランに朝食もついているので支払いの心配もなし

 

私達は大使館のツアーで訪問したので、専用バスを用意していただいていましたが、
一般の方向けには、テキーラ村の送迎がついた宿泊+蒸留所見学のプランもありますので、HPなどチェックしてみてください。
もしご興味がある方がいましたら、いつもお世話になっているメキシコ観光さん経由での予約をおすすめします

 

実は、ここでの経験をテキーラ仲間と共有したく、11月に企画しているツアーのプランに早速追加させていただきました。

今回は、送迎(帰りはトラケパケまで)と蒸留所見学、なんとキャンプファイアーまでセットになっている特別プランです

ぜひ一緒に、ステキなホテルステイと、アガベ畑に囲まれた夜を堪能する贅沢な時間を満喫しましょう。

 

ツアーの募集は近日公開

お楽しみに。

 

◆メキシコ観光◆
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◆Matices Hotel de Barricas◆
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