ホセ・クエルボのドンニャ・ソニアさんに会いに、ラ・ロヘーニャ蒸留所へ行ってきました

ラ・ロヘーニャ蒸留所は、現在稼働している中でも最古のテキーラ蒸留所で、世界遺産「テキーラの古い産業施設群と竜舌蘭の景観」を構成する中心となる存在。
蒸留所は、何度も見学させていただいているので、今回は地下セラーでソニアさんのスペシャルテイスティングセミナーを実施していただきました。
ブランコ、レポサド、アネホの3種類と、ライム、オレンジ、蒸したピニャ、シナモンシュガー、コーヒー豆が添えられ、順番にそれぞれを口に含んでから、テキーラの香りや味わいを楽しみます。
グラスの下から上に鼻の位置をかえ、鼻の下、頭、付け根を押さえてから順番に香りを嗅ぐと、全く香りが変わり、魔法のよう。
クエルボの深い味わいを、堪能させていただきました。
自分にとって1番のテキーラは、経験や想いで、気分、誰と楽しむかによってかわり、自分が決めるもの。
ハッピーになれるお酒として、もっと楽しんで欲しいというソニアさんの言葉が心に残りました。
最後は、レゼルバデラファミリアでサルー

贅沢過ぎるテイスティングセミナー。
クエルボがより大好きになりました。
テイスティングセミナーのあとは、2015年10月に開催された、ホセ・クエルボ社が主催する『ホセ・クエルボ ドンズ・オブ・テキーラ』の世界大会の会場をご案内いただきました。
一般公開はされていないため、私も大会以降はじめての訪問です。
メキシコを代表するアーティストセルヒオ・ブスタマンテ(Sergio Bustamante)の彫刻やアート作品が展示され、まるで美術館のように美しい敷地を抜けて、地下にあるスペシャルBARへ。
クエルボだけでなく、お菓子やクリームなどの、メキシコのアンティーク品が並べられ、おもちゃ箱みたいな場所。
セミナーやイベント会場としても使われているそうで、いつかこの場所でクエルボパーティーができたら…
そんな夢が膨らむ、素敵な時間でした。
メキシコ・テキーラの歴史を作りあげてきたクエルボ。
ソニアさんのクエルボ愛やホスピタリティに感動し、また再会できる日を楽しみにいます
