メキシコ・テキーラツアー2013~アトトニルコの街とドン・フリオ編~ | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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メキシコ滞在最終日は、テキーラのナパバレーと言われる、

ロスアルトス地区のアトトニルコへ。


日本テキーラ協会広報室ブログ

グアダラハラの中心部から、バスで約2時間バス

標高1200メートルの高地のため

ゆるやかに山を登っていくように進みます。

バスの窓からの景色もはとにかくのどかな風景。

山や渓谷や草原、一面に広がるアガベ畑。


放牧された牛や馬、羊がのんびり草を食べたり昼寝をしたり、

テキーラ地区とは全く違った雰囲気。
ロスアルトスの畑は特に有機栽培が目立ち、アガベも大きく育っています。

間からのぞく土が真っ赤で、アガベの青のコントラストがとても綺麗。


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徐々に街に近づくと、メキシコらしいカラフルな建物が目に入り、

テキーラを売っている酒屋さんもいっぱい。

ワクワクしてきますニコニコ


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まずは、アトトニルコを代表するテキーラ「ドン・フリオ」の蒸留所、

ラ・プリマベーラへ。

残念ながら、今回は中に入ることができず・・・・あせる

記念に、昔の正門の前で写真撮影のみ。


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ブランドアンバサダーの中牟田さんと、Mrドン・フリオ興梠さんも一緒だったので、

とても残念でしたが、外から見ても格式ある素晴らしい蒸留所です。


ラ・プリマベーラ蒸留所は、1942年に、

テキーラ界で伝説の男、フリオ・ゴンザレス氏が17歳の時に造られました。

まだまわりが果樹園ばかりだったアトトニルコが気に入り、

1947年に現在の場所に移動してきました。


残念ながら昨年お亡くなりになってしまいましたが、

フリオ・ゴンザレス氏は、アガベ栽培が好きで、

全ての工程にこだわるテキーラ造りが評判になり、

80歳を超えても、アガベ畑を歩き回るのを日課にしていたため、

体には、いくつものアガベの葉の刺し傷が残っていると言われています。

日本テキーラ協会 テキーラ・ソムリエのブログ
フリオ氏は、本当にたくさんの方に愛され、

尊敬され、そして彼自身も周りの方を愛し、

自分の好きだったアトトニルコの街に貢献していたそうで、

どの蒸留所に行っても、尊敬する人としてフリオ氏の名前が上がるほど。


またいつか、蒸留所も訪問したいですね・・・・ニコニコ


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その後は、お昼の時間を利用して、

酒屋さんをいつくか回りテキーラをチェック。


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やはり、地元のお酒を置いているところが多く、

バジェス地区の酒屋には、バジェスのテキーラ、

ロスアルトス地区の酒屋には、ロスアルトスのテキーラがメインになっています。

さらに、その土地で作られているテキーラをおすすめしているお店が多いので、

全く違った品揃えのテキーラを楽しめます音譜


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酒屋さんを見ていると、テキーラというのが、

メキシコの地酒であるということを、改めて実感します。

やはり、自分の土地のものを広めたいし、飲んでもらいたいという気持ちがあるのか、

酒屋さんでおすすめされるテキーラも、近くの蒸留所のものが多かったです。

皆さん、地元を愛しているんですねラブラブ


続いては、予定にはありませんでしたが急遽アポイントがとれたため、

フリオ氏のいとこが作った、シエテ・レグアス蒸留所へ向かいます。


つづく

宝石ブルーグアダラハラ市内編右矢印こちら

宝石赤Jose Cuervo Express編右矢印こちら

宝石ブルークエルボ蒸留所・前編右矢印こちら

宝石赤クエルボ蒸留所・後編右矢印こちら

宝石ブルーテキーラ村La Capilla Cantina編右矢印こちら

宝石赤LOS OSUNAテイスティングセミナー編右矢印こちら

宝石ブルードンフラノ・テキレーニャ蒸留所編右矢印こちら

宝石赤トレス・ムヘレス蒸留所編右矢印こちら

宝石ブルーフォルタレサ蒸留所編右矢印こちら

宝石赤トラケパケ編右矢印こちら