「エル・ブジ」のタコスとは? | 日本テキーラ協会会長 林生馬 official blog

「エル・ブジ」のタコスとは?

先日の「タコスの大ブームが来るかも 」の記事で、スペインの超有名レストラン「エル・ブジ」のフェラン・アドリアのタコスの事を少しだけ書きました。フェラン・アドリアは、醤油だろうとキノコのソースだろうと、どんなソースでも泡にする「エスプーマ」を開発したり、凍結乾燥機を使ったり、窒素を使ったりと、「分子ガストロノミー」とも言われる新しい形態の料理ジャンルをつくり、世界最高のシェフとも言われています。


分子ガストロノミー、私は正直あまり惹かれないのでスキップしていましたが、非常に目ざといシェフから「エルブジのタコス、紹介されてないけど何なの~!?」とツッコミを頂きましたので、エル・ブジのタコスを紹介しちゃいます。驚きますよ。


日本テキーラ協会会長 林生馬 official blog 「ギリシャのヨーグルトのタコス」

日本でヨーグルトといえばブルガリアですが、隣国ギリシャの(グリーク)ヨーグルトは、羊の乳でできた驚くほど美味いヨーグルトです。甘さはありません。デザートというよりむしろチーズのおいしさに近く、滋味深くて乳の味が濃厚です。このヨーグルトにオリーブオイルを合わせたものをタコスの具にしています。皮は、イソモルトというビーツ糖をフォンダン状にしたものらしいです。


これ見た人がとりあえず驚く事は間違いないですね。ちょっと食べてみたいですが、もし隣にトマト味の臓物のタコスがあったら私はそっちに手がのびるかも。だってテキーラに合うからね^^