祇園祭山鉾巡行
マニアというか
いけずというか。
変わった見方で巡行を
見ていた私の周りの京都民
まず。
生き稚児が
山鉾を神の領域に連れて
行く為の『注連縄切り』
補助を受けつつ
高い鉾の上で舞い
真剣を持って鮮やかに
注連縄を切る
切って、ワァ~

歓声が上がる
でも。
我が周りの京都民は
この『注連縄切り』を
1度でタンッと切って
お見事!!と歓声を上げ。
1度で切れず2度やると
『今年のお稚児さんは2度目で見事に切らはった』
と、一瞬普通の褒め言葉の
ような皮肉を言う。
これはしばらく言われる。
なので
稚児と隔離されてる母親は
下からハラハラした顔で
鉾を見上げ、一喜一憂。
プレッシャーは
稚児本人だけじゃなく
親まで感じるのである。
私の周りだけかは
知らないが
京都民は、山鉾巡行を
色々な角度から見る

あ。
ちなみに。
私の周りは
『稚児(ちご)』を
『おちごんさん』と呼ぶ。
謎……