長眠型の睡眠の内容では、レム睡眠がひじょうに長い。

気苦労の多い毎日の生活を考えると、かれらが恒常的に心理的ストレスにさらされていることが考えられる。

レム睡眠が多いことから推測して、この睡眠が心理的ストレスを解消するのに役立っているのかもしれない、とする研究者もいる。

ところが、急性のストレスがくわわると、第1周期のレム睡眠が消えてしまう。

さらに強いストレスがくわわると、第2周期のレム睡眠までおさえられることがある。

これ以上強いと、睡眠そのものがこわされて、眠れなくなってしまう。

急性のストレスでは、レム睡眠はストレスを吸収する前に消し飛んでしまう。

レム睡眠がストレスと緊密に関係していることは理解できることであるが、慢性的なストレスでレム睡眠が増加するという考えには疑問をもつ研究者も多い。