こんにちは、みなさん。
IPMNと共に歩む仲間として、今日も最新情報をお届けします。
前々回は大阪大学の「胃カメラ検査で膵がんスクリーニング」、前回は東京大学特任教授・中川恵一先生の記事から膵がんの超早期発見について紹介しましたが、今回はさらに朗報です!
富士フイルムからAI技術を活用した画期的な膵臓検査支援ソフトウェアが発表されました!
😲 超音波内視鏡検査がAIでパワーアップ!
前回ご紹介した中川先生の記事でも重要性が強調されていた超音波内視鏡検査(EUS)。私たちIPMN患者にとって馴染みのあるこの検査法が、さらに進化しました!
富士フイルムが5月20日に発表したのは、超音波内視鏡検査時に膵充実性病変(膵がんなどの塊)が疑われる領域をAIがリアルタイムに検出するソフトウェア。日本初となるAI技術を活用した超音波内視鏡診断支援機器として薬事承認を取得しました。
🔍 AIが医師の「目」をサポート
前回のブログでは、IPMNと糖尿病を持つ60代の方が、通常のMRIやCTでは見つからなかった膵臓の異常を超音波内視鏡検査(EUS)とSPACE(連続膵液細胞診)によって発見できた例をご紹介しました。
今回の富士フイルムの技術は、その超音波内視鏡検査の精度をさらに高めるもの。医師の診断に加えて、AIが膵臓病変を見つける手助けをしてくれるんです!
検査中の画面上で膵臓の位置と病変が疑われる部分を枠で囲って表示し、報知音も出してくれるそうです。
💯 超早期発見の可能性を広げる技術
富士フイルムの発表によると、膵臓の病変を早期に発見できることの重要性は非常に高いとのこと。腫瘍径1cm以下の早期に発見できれば、5年相対生存率は80%超になるそうです!
私たちIPMN患者は定期的な経過観察を受けていますが、こうした技術の進歩によって、より早期の段階で変化を捉えられる可能性が広がっています。
🤔 私たちIPMN患者にとっての意義
私たちIPMN患者にとって、この技術はどんな意味を持つのでしょうか?
超音波内視鏡検査は高度な技術を要し、医師の経験や技量によって診断精度に差があるという課題がありました。AIがサポートすることで、こうした差が軽減され、より確実な診断が期待できます。
また、前回のブログでも触れたように、IPMNから膵がんへの変化を捉えるためには、微細な変化にも注意を払う必要があります。AIは人間では見逃してしまうかもしれない小さな変化も検出できる可能性があり、私たちの安心につながるかもしれません。
👨⚕️ 検査の精度アップと医師の負担軽減
富士フイルムによると、この技術は従来大腸や胃などに使われていたAI診断支援機能「CAD EYE(キャドアイ)」の対象領域を膵臓まで広げたもの。検査中の医師の視線移動を抑制し、通常の検査ワークフローに溶け込む設計になっているそうです。
医師の負担を減らしながら診断精度を上げることができれば、私たち患者にとっても大きなメリットがありますね。
🌈 広がる膵臓検査の可能性
この富士フイルムの新技術は2025年内の発売を目指しているそうです。前回お伝えした超音波内視鏡検査(EUS)やSPACE、前々回の大阪大学の胃カメラを使った検査法、そして今回のAI技術と、膵臓の状態を詳しく調べる選択肢はどんどん増えています。
💪 前向きに、そして賢く病気と向き合おう
みなさん、IPMNという診断を受けると不安になりますよね。でも、こうして医学の進歩を追いかけていると、「膵臓の病変と賢く付き合っていける」という希望が湧いてきます。
定期検査をしっかり受けながら、日々の生活を大切に、楽しく過ごしていきましょう。
※この記事は医療情報の解説を目的としています。実際の診療については必ずかかりつけ医にご相談くださいね。