「今日も子どものお絵描き始まったで」

「何描くのかな~わくわくだな~」

「意外とオレ忙しいから何描くんか先に教えて欲しいわ」

「空の色も塗ってくれるかな、思ったより出番いっつも少ないから寂しい」

「風景画でも描いてくれないと出番ないもんね」

「風景じゃないとホント出番ない」

「だいたいいつも使ってもらえてる」

「さすがやなエースは色んなとこに使えるな」

 

「おっす」

「なんや、おったんか

「出番すーくないけどおるで!」

「あれっ二番くんは?えっ、二番くんは!?」

「いるよバカ」

「二番くんクレヨンに入れられるために黄緑に擬態すんの大変やな」

「しょっちゅう擬態して疲れるから、あまり使われたくないな」

「使われろ!身長縮めー!」

「無理無理」

 

「今日ってもしかしてロボット描いてるんじゃ」

「うわっ!戦隊カラーしか使われへん!」

「ちょっと濃ゆくなろ~♪」

「うわっズルい!」

「戦隊カラーも1~2色確定してないからな」

「赤ー」

「黄色ー」

青ー」

「ピンクー!」

「あと1人は何やろ…おい!これ何レンジャーやねん!」

「返事するわけないだろ」

「くそー!5人目まさかの黒だー!」

「どんまい」

 

「子どものクレヨンにパッションピンク入れなくて悲しい…」

「にーちゃんごめんな…仲間外れにする気はないねん…待っててな、この子がもう少し成長したら、パッションピンク入りのクレヨン買うようにアピールするから!」

「成長したらクレヨン使わないって知ってる、僕知ってるから」

 

「今日も出番がなかった」

「ロボット描くならロボットが立ってる地面まで描けよ」

「草原を描けよ」

「そこに明るい色の花を咲かせて欲しいな」

「桜の木を生やして欲しいな!」

「出しゃばんなやピンク(笑)」

「ぜっちゃん冷た~い、男の子の絵にピンク使ってもらうの大変なんだからね!」

「お前が何の努力したんだよ」

 

「僕が子どもの頃に描いた絵は何でも全体的に暗い色になってたな…」

「らし過ぎて怖いからやめーや」

「オレ子どもの頃から紫好きやったわー」

「ああ変な色の絵描きそうやな」

「のっくんの精神が怪しまれる~(笑)」

「俺には誰も勝てない」

「ぜっちゃんは色じゃなくて絵そのものの問題だよね!」

「やかましいわ!」

 

※画像はイメージです(無印良品「ぬれタオルで簡単におとせるクレヨン」)