9月19日土曜日 術後4日


●36度6分 125/85 体重74.6キロ

朝の9時に超音波エコー。問題なし、血流等非常に良好とのこと。導尿管バルーンを外すことになった。

「ハイ大きく息吸って、大きくはいて」

息吐くと同時に抜くのだが、うーん、なんとも言えない感じ。そしてしびれるような痛みが襲ってくるのだ。

だがこれで、一本うざいのが抜けたぞ!と思うとうれしいほうが勝る。


今日の水分摂取目標は1500mlだったが、本日で生食の点滴終わりにするというので、それなら2リットル飲もうと決意。結局夜9時までに2140ml。

出た小水の量は夜中の3時20分までに2640ml。

45分から1時間おきに約200ml。

夜中になっても80分、90分おきで寝られず。


導尿管抜いてからしばらくおしっこのたびにしみる。夜中、気が付いたら、「なんじゃこれー!!!」おちんちんが紫色になってて、しかも水ぶくれ。まるで寸胴な紫イモみたいになっているではないか。ふぐりをみるとこれも紫色で水がたぷたぷ。こっちのほうが本物の紫イモだった。

しばらく、悩みましたね。ナースが夜回りに来たので相談すると、「見せてください」と言う。当然だよね。しかし大人げなく抵抗しちゃった。「もう先生、いないでしょ。これからどうこう出来ないから朝の様子で、見てもらいます」と。


奥さん本日午前11時に退院。すごい早さ。


本日の痛み止めは、

朝7時に麻酔の痛み止め(本日で麻薬の痛み止め終了)

1時に錠剤の痛み止め1錠

夜中の1時に点滴の痛み止め


歩行練習:朝3往復、11時30分3往復、午後5往復、夕方6往復の合計17往復。

3時に今まで着用していた圧縮ソックスを脱いでよいとの指示あり。これで足元もすっきり。

免疫抑制剤:朝、記録なし。夜、プロセプト250×4錠、プログラフ1.5㎎、タケブロン30、シグマート。昼にシグマートとラシックス。

●この日の血液検査:クレアチニン1.28、尿素窒素32.1












9月18日金曜日 術後3日

●36度9分、 73.8キロ 

今日からなるべく水呑んでください、だんだん点滴から飲水に変えていきますよ、と朝回診のK先生からいわれる。昨日の水分は150cc位。

結局一日で1030ml飲む。まあまあか。明日は1500を目標にしよう。

今日からノートを取り始める。

歩行練習:午前中3往復、午後4往復の合計7往復。背筋を伸ばして歩く。

しかし3往復くらいでも疲れる

午後ヘパリンの点滴を終了。バイアスピリンの服用が始まる。

ちなみにシグマーとの点滴も昨日終了していて、今日から毎食後に服用。

主治医のI先生5時ころ来室。クレアチニンの結果が非常に良いとのこと、ダン!ダン!ダン!と下がって今日は1.54だそうです。このダン!ダン!ダン!と下がることが大切なんですと先生。ここで突っかかると、いろいろある場合があるとのこと。まだ言い切れませんがほとんど問題なく行くでしょう、と言っていただける。

さらににこにこしながら「奥さんと相性が良かったですねー」とうれしいことを言ってくれる。奥さんは0.9だとか。これも素晴らしい。

本日の痛み止めは、

朝6時に麻酔の痛み止め

8時に錠剤の痛み止め

3時麻酔

7時麻酔

9時麻酔

夜中の1時に点滴の痛み止め

今日は結構動いたので痛み止めが必要だった。それにおなかが動き始めて麻酔使ってもむかむかにならないので、結構使ったのだった。

食事はすべて完食。

奥さんはあす退院。午前と午後やってきてあれこれ面倒見てくれるが、なんと元気なことか。さすが、痛みはありそうだが、私よりはるかに動きがいい。

二人の手術の傷は私が右わき腹にしの字に20センチ。奥さんは内視鏡で行ったため穴が3か所に取り出し口として5センチくらいの傷。

ここ東京女子医大の泌尿器科の手術の技術は驚くべきものだ。ちなみに二人の傷はボンドで止めている。その上にガーゼも何にもない。T字体のひもがすれて多少の痛みを感じる程度だから恐れ入っちゃうのだ。

また看護師たちのレベルが半端じゃない。非常に優れている。これについていつかきちっと書こう。


免疫抑制剤:朝、まだ記録していない。夜、プロセプト250×4錠、プログラフ1.5㎎、タケブロン30、シグマート。

●この日の血液検査:クレアチニン1.54、尿素窒素33.3






ふた晩続けて痛み止めを飲まなかった。

さすがに朝起きてから動くと一錠だけは飲んでいる。

思えば痛みに強くなった。何より採血など蚊に刺された程度だ。これも透析のおかげか。

思えば透析生活、「辛い」と考えたことはなかった。そりゃ大変だけど。いつも前向きに受け入れていた。

人生はいつだって思い通りになることなんか、一度もない。高い理想と目標を掲げるけど、その都度厳しい修正を迫られる。もちろんそれを自らの責において行い、一歩一歩前に向かうのだ。人生とはそのようなものだろう。

目標に向かって最大限の努力をしなければならないが、負ける時もあり、方向転換を余儀なくされる時もある。挫折もあれば、結果が出ないこともあれば、裏切られることさえ多々ある。

人生とはそういうものであることを学んできた。


今のところ移植は順調だ。

だが、まだ始まったばかりだ。これからなにがあるかわからない。頂いた腎臓は最大限の努力をして守りたい。それでも透析に戻る時もあるだろう。

そんな時が来ても、決してじたばたしない覚悟で生きていきたい。


さて、今日も歩くぞ!

(もう、普通の速さで、スタスタ歩いてます。よく歩くと治りが早いと聞きましたが、実感です)