ひとに求める事ばかりの人にも
二つのタイプがある。
ひとつは
自分の考えを持たずに
答えを求めるタイプ。
もうひとつは
自分の考えがはっきりあり
周りに対してその考えを
押し付けようとするタイプ。
全くもって真逆なタイプだが
ひとに求める
という事に関しては同じなのだ。
そして
このふたつのタイプの人間が
一緒になった時には最悪だ。
コーチング的な視点で言えば
コントローラータイプとサポータータイプ
サポータータイプからすれば
コントローラータイプからの
『求め』
にNOを言えるはずもなく
従うしかない。
コントローラータイプからすれば
NOを言わないサポータータイプに
さらに『求める』事を重ね
自分の予想している
答えが返って来ない事に
イライラを募らせる。
すなわち
お互いがお互いを
全く理解出来ておらず
お互いにストレスを感じる存在に
なってしまう。
とてもじゃないが
建設的な意見交換など
出来るはずもない。
相手を知らずして
良いコミュニケーションなど
取れる訳がない。
『求める』
そもそもが
思考や人間的器の小さい証拠なのではと
端から見れば
ある意味滑稽とすら思える。
しかし
これを解消するのに
一番厄介なのは
コントローラータイプ。
自分の考えを否定されれば
自分を守る為に
相手に対して
攻撃的になる。
自分を否定される事を一番嫌うタイプ。
サポータータイプの人間が
コントローラータイプの考えに
意見でもしようものなら
大変な事になるね(笑)
- 掌上に運らす
自分への戒めとして。